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Anthropy Conference会場のEden Projectに圧倒2025年03月29日
Anthropy Conferenceが開催されたEden Projectに圧倒されました。英国南西部の Cornwall州にある、巨大な複合型環境施設です。建物は、6角形と5角形のETFE(エチレン-テトラフルオロエチレン)という材質でできた透明の壁で、biome(バイオーム)と呼ばれる植物園です。ここでは、世界中からの植物が栽培され、第1のバイオームは熱帯の環境を、他のバイオームは地中海の温暖な気候を人工的に作っています。プロジェクトは2001年3月に一般公開されています。 植物の自生する菜園などの他、巨大な蜂やカエル、ロボットの怪物のような彫刻などが迎えてくれます。 「ザ・コア」という施設は、人と植物の関係を伝えるためにデザインされ、子ども向けの教育設備や教室、展示スペースなどもありす。Anthropy Conferenceでは5~6の分科会がこれらの施設で同時開催できました。 ここでは、植物と人類の共生を目指す環境教育的な要素も含まれています。植物には個々の薬学的効用について書かれたラベルがつけられています。 しかし、これら以上に、参加者同士が、お互いの異なる立場を超えて対話し、違いを超える仲立ちを植物がしてくれることを実感しました。スイス・コーの国際ICの会議場のような雰囲気です。
孫達を連れてきたいと思ったところ、James Bond の映画007 Die Another Dayのロケ地にもなったほか、植物のいくつかは大英博物館のアフリカ園に提供されているということもうかがいました。
環境を喚起する標識や、電気自動車の充電施設(最後の写真)が多いのも目につきました。
会議漬けで、充分施設を見れなかったことに後ろ髪をひかれる思いです。










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