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Better Britainを目指AnthropyConference2025年03月28日
26日~28日までAnthropy Conferenceに参加しました。英国各界のリーダー延約二千人がBetter Britainを作ろうと集まりました。John O’Brienさん(写真1)がコロナ禍を乗り越えようと2022年に創設し、今回が3回目です。開会式では、彼とMartha Lane Fox英国商工会議所会頭(女性、写真2)、Ben Page Ipsos社会長(写真6)が講演しました。
日本の経団連にあたるCBIのRupert Soames会長(写真3)や
Paul Drechsler元会長(写真5、左)、日本の連合にあたるTUCのPaul Nowak事務局長(写真7)とも懇談しました。
政治関係では、野党保守党のKemi Badenoch女性党首(写真4)が講演しました。母親がナイジェリア人の初の黒人党首です。また各党の国会議員による討論会(写真8)も開催され、数人と個別に会談しました。
私をこの会議に招いてくれたのは、昨年スイスの国際IC会議でお会いしたMark Goyderさん(写真9右)で、Tomorrows CompanyというNGOで企業倫理や企業の社会貢献などを支援しています。また昨年東京の英国大使主催講演会でお会いしたWill Huttonさん(写真9左)とも旧交を温めました。Guardian, BBC, Observerなどで活躍した著名な政治・経済評論家です。
分野別の分科会が中心で3日間で225の会議で約500人がスピーチしました。参加者同士の繋がりリンクで、約19000の交信があったとのことです。
女性のジャーナリストが多数活躍していた他、環境、教育、IT,福祉、人権などの分野で活躍する活動家であふれていました。(写真10)
選挙管理委員会のVijay Rangarajan理事長(写真11)とも懇談しましたが、日本と異なり様々な調査権限を有していることや、元外交官であることも驚きでした。
Anthropyは,「未来は共同責任である」との理念に基づき、Better Britainを目指しています。新たなパートナーシップの構築、政策への影響行使、個人の行動の変革を促します。ダイナミックなリーダーシップ、人間的な優しさ、束縛のないリーダーシップ、有意義なコラボレーションが行動指針です。
会場となったEden Project(写真12)は、英国南西部のはずれにある巨大な複合型環境施設です。これについては、次号で紹介します。













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