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国際IC日本協会理事会と難民を助ける会総会に出席2023年06月24日

6月24日は関係する二つのNGOの理事会と総会に出席しました。
会長を務める国際IC日本協会では、理事会に続き、久しぶりに対面での「チームミーティング」が開催され、上沼美由紀さんから、マレーシアで開催された国際会議の報告を頂きました。
午後は難民を助ける会(AAR)の総会に出席しました。1979年に相馬雪香さん(写真2。左から3人目。その右がソン・サン元カンボジア首相夫妻)がAARを設立した経緯は以下の通りです。

 前年にカナダのMRA/ICの友人でジャーナリストのホワイドヘッドから相馬さんと私は手紙を頂きました。「カンボジアやベトナムから難民が流出しているがアジアの経済大国日本の対応は冷たい。定住難民を2人しか受けいれていないというのは本当ですか?」
 相馬さんが調べてみると3人でした。外務省に難民支援を要請したが、「日本は外国人の受け入れは苦手だし、お金は一番出しているので」という冷たい反応でした。そこで相馬さんは、「お上に頼る時代ではない。市民が立ち上がろう」と「国民一人一人の皆さんが1円ずつ出していただければ1億円が集まります」とテレビ等で呼びかけ、約3か月で1億円が集まりました。
 私も創設メンバーの一人で、カンボジア、アフリカなどのプロジェクトを立ち上げました。
それ以来の44年で日本が受け入れた定住難民は、1年に1人の割合しか増えていないのが現状です。
 入国管理法が改正されました。法務省による取り締まり以上に、日本人と日本社会が留学生、外国人労働者、難民、移民、多国籍の人々、国際結婚をしている人々などを受け入れる真の共生社会が必要です。