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みずほ銀行の911被害者慰霊碑を弔問2023年06月29日

 6月24日のシンポジウムで、私は「必要な9・11の検証 世界中に遺族を増やさないために」というテーマでの話を準備していましたが、出席できませんでした。
 9・11についての私の取り組みの原点は被害者家族の支援でした。
「拉致問題では政治家が動いたが、9・11に関しては誰も動いていない。拉致問題は忘れられていないが、9・11被害者家族は無視されている」とのご遺族の声が思い出されます。
 9・11で息子を亡くした白鳥晴弘さんと住山一貞さんとのご縁を頂きました。
昨日はその住山さんのご子息を含む12名の日本人行員が亡くなった富士銀行(現みずほ銀行)本店の慰霊碑を訪ね弔問させて頂きました。
住山一貞さん夫妻は毎年9・11の日に現地を訪問し、様々な企画を行っています。息子を失ったアメリカ人の詩に住山さんが曲をつけた歌のコンサートの開催や犠牲者家族が集めた「折り鶴」の追悼施設への寄贈などを行っています。「9・11調査委員会報告書」の翻訳、出版も行いました。
 白鳥さんは、ビンラディンに、なぜ息子を殺したのかを問い質すべくアフガニスタンを訪問し、彼あての手紙をアルジャジーラの支局に託しました。
米国の報復爆弾で足をなくした少年に「君の前にアメリカ人の少年がいたらどうする?」と聞くと、「同じ目に遭わせてやる」と「復讐」に燃えていました。白鳥さんは「憎しみの連鎖、第2の9・11を起こしてはならない」と、毎年のようにアフガニスタンを訪れ子供支援プロジェクトを行ってきました。現在は経営する居酒屋でウクライナ避難民を受け入れています。
 その後、私は超党派の議員グループを結成して、9・11被害者家族、グアム島の無差別殺傷事件のご遺族、チュニジアで被害に遭ったご家族からのヒアリングを開催しました。その結果2016年に「国外犯罪被害者弔慰金等の支給に関する法律」が成立しました。海外での犯罪被害者にも、死亡で200万円、重度障害者で100万円の支給が確定しました。
 今後も被害者犯罪被害者支援活動をお手伝いしてまいります。