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  • 【2017年8月15日】

    北茨城市戦没者追悼式で、下記のような追悼の辞を申し上げました。小中学生が献花をされることが心を和ませてくれます。未来のためにも重要です。
        
               追悼の辞
     北城市市戦没者追悼式にあたり、かけがえのない命を捧げられました御霊に、心からご冥福をお祈りいたします。また、深い悲しみを乗り越えて、戦後の復興の礎となられましたご遺族の皆様に、深くお礼を申し上げます。
     さて、戦争の世紀と言われた20世紀が終わり、21世紀に入り17年が過ぎますが、残念ながら様々な戦争や紛争がむしろ世界的に拡大しているような様相を見せています。
     そんな中、先日世界122か国が賛成して『核兵器禁止条約』が成立し明るい希望を与えてくれましたが、日本政府は「核兵器国と非核兵器国双方の参画が必要」との理由で参加しませんでした。しかし、核兵器国であるオランダはこの条約に参加しました。それは国民の世論がオランダ政府を動かしたからです。
     ご遺族の皆様にとっては、核兵器国と非核兵器国の区別も、戦勝国と敗戦国の区別もあまり存在しないのではないでしょうか?ご遺族を生み出す戦争というもの起こさせないということが全人類共通の願いではないでしょうか?
     広島の原爆記念碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」という碑文が刻まれています。この碑文建立を行った浜井信三広島市長は、「この碑の前にぬかずくすべての人びとが、犠牲者に詫びることの中に、反省と謙虚と寛容と固い決意とを見いだすのであって、世界平和の確立のためにぜひ必要だと考えた」と述べています。 
     天皇陛下は、近年、広島、長崎、沖縄はもとより、ペリリュー島、フィリピン、ベトナムなどで戦没者の追悼をされておられますが、この世界平和実現のための活動の範をお示し頂いておられると拝察致します。
     私は、平和憲法を持ち唯一の被爆国である日本が「戦争を起こさせない知恵と行動を示すこと」こそが世界に対する最大の貢献であると思います。先に紹介したオランダの世論のように、日本の皆様にそうした世論を形成して、戦争のない世界を目指したいと思います。そして、そのことが英霊やご遺族の皆様に報いる道と確信しております。
     そのことを御霊の前にお誓いし、ご臨席の皆様方のご平安を心よりお
    祈り申し上げ、追悼の辞とさせて頂きます。

    平成二十九年八月十五日
    参議院議員 藤 田 幸 久

    20170818.07

    20170818.08

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