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イエンツさん軍備増強懸念をノルウェー首相に伝える2024年06月12日

国際ICノルウェーのイエンツ・ウィルヘルムセンさんから私信が来ました。彼は戦後のドイツとの和解や、日本とアジアとの和解や労使関係の改善に貢献した人です。

以下がメールです。「先週、私は第2次世界大戦に参加した一人として、現在の軍備増強を懸念しているという手紙をノルウェーの首相と外相に送りました。 アメリカは北欧諸国に40の軍事基地を有しており、私たちは緊急事態に備えて食料と水を確保しておくようにと要請されたばかりです。

NATO加盟国として単独で行動できないことは承知していますが、大規模戦争の見通しについてロシアの指導者たちがどう考えているのかを知るために、何らかの方法でロシアの指導者たちと接触するか、話をする方法を見つけるか、誰かにそれを依頼することを提案しました。(ロシアはそうした戦争の代償を知っている筈です)。

ご存知のように、私たちはノルウェー北方でロシアと200キロの国境を接しており、漁業では広範な協力関係にあり、スピッツベルゲン島(ノルウェーはこの島をノルウェーの一部と考えていますが)でも一種のロシアとの共同責任を担っています。

首相秘書官から、手紙を首相にお渡ししますとの返事をもらいました。」

彼が2016年に書いたEyewitness to the Impossible(写真)という本には、日本の健全な労使関係構築に奔走した経験が書かれています。下記にFANWサイトからご一読下さい。Eyewitness to the Impossible | For a new world