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「超人老夫婦」が自力建設中の「超豪華邸宅」2024年06月12日

岩崎駿介日本国際ボランティア・センター(JVC)元代表のご夫妻の「落日荘」を訪ねました。伊藤道雄アジア・コミュニティ・センター21代表と妻玲子が同行してくれました。 

ご夫妻は、2001年以来石岡市の旧八郷町で家作りに励んでいます。東京から移住して土地1000坪を購入してのスタートでした。 

基礎工事、茅葺の屋根、地下室、窓枠設置、浄化槽建設、門、彫刻など全部お二人の自力建設(self-build)。ユンボを買い、建築資材や工具も自前で調達です。

共に東京芸術大で学び、岩崎さんは建築科、妻・美佐子さんは工芸科卒業。岩崎さんはハーバード大学大学院で都市デザインを学び、帰国後飛鳥田一雄横浜市長の都市デザインチームを主導。カンボジアやアフリカなどでの難民支援活動を経て、この壮大な大事業を始めた時岩崎さんは64歳でした。

私は2007年以来「落日荘」を数回訪問していますが、今回は伊藤道雄さんが同行してくれたこともり、岩崎夫妻の自力建設の理念を改めて確認することができました。

〇自分で考え、決定し、行動する。〇「居間」を家族や地域、社会との繋がりの空間とする。〇個人の存在を圧迫する都市ではなく、豊かな人間関係がある地方から始める。

しかし、これを23年間も実行できるのは「超人」にしかできないと感じました。

そして、「病んだ地球が心配だから自然の恵みを取り入れる」という「地元の幸」による手作りのうどんを頂きました。

下の動画をご覧ください。

https://www.facebook.com/100003329800576/videos/471144685593745/