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  • 【2009年2月7日】

    ジャパン・タイムズ(2009年2月7日)和訳

    麻生鉱業捕虜たちは償いを求める
    オーストラリア人たちは、殴打、飢え、衣類ではなくボロ
    であったと証言

    http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20090207a2.html


    奴隷労働者達:アーサー・ギガーさん(2列目左から5番目)は1945年8月、麻生太郎首相親族が経営する会社で労働させられた他の豪捕虜たちと共に、写真撮影。トニー・グリフィス氏と藤田幸久氏提供

     第2次大戦中、麻生太郎首相の親族経営の会社で強制労働に従事させられた元連合軍捕虜たちは、ほんのわずかな食物と衣類で、非常に危険な状況におかれていたと語った。

    日本の民主党藤田幸久議員は、近頃3人の麻生鉱業で労働した豪捕虜たちを電話インタビューし、金曜午後、その会話記録を発表した。彼ら3人は麻生鉱業で労働した。彼らの受けた苦難を認め、謝るよう藤田氏は麻生氏に求めた。

    捕虜たちのひとり、ジョン・ウィリアム・ホール氏は90歳だが、殴られるのは日常的だったと語った。

    「敬礼を忘れるとか、そういう小さなこと(が日本人職員を怒らせた)」とホール氏は藤田氏に述べた。「最後(に殴られたの)は日本兵に敬礼しなかったからだった。」

    別の元兵士アーサー・ギガー氏は、彼自身が肉体的暴力を目撃したことは一度もないと言った。しかし、3人がすべて、労働条件はひどいもので食べ物も満足でなく「ボロをまとって働いた」と言う。

    「衣服なんて無いも同然だった」とギガー氏は言う。「一番ほしかったのは食物、食物と衣類だ」

    3番目に取材したジョー・クームズ氏は1日12時間のシフトで働き、食物の欠乏で体重は当時51キロぐらいに落ちたと言う。通常体重は82.5キロだった。

    最近まで麻生首相も政府も麻生鉱業が福岡県の同社の炭鉱で捕虜たちを労働者として使役したと認めることを拒否してきた。しかしながら、昨年12月、厚労省が捕虜たちの主張を裏付ける埋もれた書類を発見した。

    麻生氏も政府も、最近まで、麻生鉱業が福岡県にある同社の炭鉱で捕虜たちを労働者として使役したことを事実と認めるのを拒否してきた。しかしながら、昨年12月、厚労省が捕虜たちの主張を裏付ける埋もれた書類を発見した。

    これらの書類は麻生鉱業による300名の連合軍捕虜使役を明らかにした。101名のイギリス人、2名のオランダ人、そしてホール、ギガー、クームズの諸氏を含む197名のオーストラリア捕虜である。鉱山での労働期間中に2名の捕虜が死亡したが、氏名も死因もプライバシー保護という理由で発表されなかった。

    労働者としての捕虜使役は違法ではなく、また当時の日本は捕虜の強制労働と虐待を禁じるジュネーヴ条約に加盟していなかった。

    記者会見に出席した専門家のひとりは、麻生鉱業では他の収容所と比較すると暴力事件は少なかったようだが、捕虜たちが労働した過酷な状況は、「強制労働」とみなされるべきだと説明した。

    藤田氏によれば、3人の退役軍人は、彼らが麻生鉱業で忍んだ苦難と、この炭鉱における捕虜労働をこれほど長期にわたり無視してきた事実にたいして謝罪を求める手紙を、麻生氏と日本政府に送る予定だという。労働に対してて受け取るべきだった賃金をも要求する計画とのこと。

    藤田氏もまた、麻生氏は元労働者たちにたいして遺憾の意と謝意を表すと同時に、労賃の支払いを証明できないのであれば、賃金をも支払うべきだと述べた。3人のオーストラリア人たちは豪政府からは補償を受けたが、日本からも麻生鉱業からは何も受けていないと述べている、と藤田氏は言う。

    藤田議員が提出した一連の質問に応えて、金曜日、政府は1951年に調印されたサンフランシスコ平和条約に基づき、国際赤十字を通じて連合軍捕虜たちにたいし日本政府は償い金を支払ったと述べた。

    「その支払いは、連合国の元捕虜が日本国の捕虜であった間に不当な苦難を被ったことに対する償いをする願望の表現として行ったものであって、労賃の支払ではない」と回答のなかで政府は述べ、その金は豪を含む14カ国に分配されたが、各国がどのように現金を配分したかは知らないと付け加えた。

    過去何度も麻生氏は連合国捕虜たちと麻生鉱業における待遇について質問を受けたが、幼い子どもであった彼は何が起こっていたかは覚えてはいないと回答するのを常とした。

    「それ(麻生氏の言い分)に従えば、首相というものは彼の任期以前、そしてその後のいかなる出来事にも責任も負う必要がないことになります」と藤田氏は述べた。

    「ある国を代表する一国の総理として、麻生氏は未来と同様、過去にも責任をとる必要があります。」

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