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水も漏らさぬ党の団結と国民生活を守る政治2011年01月03日

年頭のご挨拶

 

   「水も漏らさぬ党の団結と国民の生活を守る政治」

 

         参議院議員

                        藤田幸久                                

 

 平成23年の新春を心からお祝い申し上げます。

 

 昨年は、尖閣諸島問題、ロシア大統領の北方領土訪問、北朝鮮による砲撃事件など日本を取り巻く難問が相次ぎました。2年前に国民の皆様が選択した政権交代以来、事業仕分けによるムダ使いの削減、地方交付金の増額、子供手当や農業の戸別所得補償制度の創設、後期高齢者医療制度の改善など多くの改革が始まりました。しかし、それ以上に、民主党政権に対して「国を守り、危機管理を整え、地域経済を立て直し、国民の生活を良くしろ!」という厳しいお叱りの声を頂いた一年でもありました。7月の参議院選挙や12月の県議会議員選挙の厳しい結果がそれをはっきり現わしています。今年は「国民の生活が第一」の初心に戻って、その実現のために全力で取り組んで参ります。

 

 それには、明治以来の140年、あるいは、戦後の65年間続いてきた支配構造と既得権益構造を変え、真に国民主権の政治を実現することだと思います。民主党政権誕生以来、こうした動きを阻止するための、内外からの様々な動きが起こっています。党を内側から分断しようとする、そうした力をはねのけるためにも、水も漏らさぬ揺るぎなき団結と挙党体制が不可欠です。敵は民主党の内にあるのではなく、巨大な外の力です。そうした大きな敵と闘い、国民の生活を守るために、全身全霊を傾けて参ります。

 

 さて、茨城県に関しては、昨年は茨城空港の開港と、茨城港(常陸那珂港区)及び鹿島港の重要港湾指定とが歴史的な年となりました。私も橋本知事や小美玉市の島田市長などを前原国土交通大臣や北澤防衛大臣にお連れして、春秋航空の就航などのお手伝いをさせて頂きました。

 

 本年は、北関東道が3月に全面開通し、茨城、栃木、群馬の3県がつながります。更には、東北道と東関東自動車道とを結ぶ圏央道や、茨城空港と成田空港を結ぶ東関東自動車道水戸線の整備促進に取り組んで参ります。併せて、大畠章宏経済産業大臣のご指導も頂きながら、日野自動車、雪印乳業、伊藤ハムなどの新工場建設や常陸那珂港区を活かしたコマツ、日立建機、日産自動車、ベンツなどの業容拡大が地域の事業に生かされるよう支援をして参ります。

 

 10年間の工場立地面積全国第一位、「桜田門外の変」の大ヒット、全国一の農産物品目を多数誇る茨城県が、魅力度で全国最低レベルという汚名を返上するためにも、セールスマン役を果たして参ります。

 

私は、参議院財政金融委員長を拝命しておりますが、元々この委員会で可決した「中小企業円滑化法案」が2年間延長されました。しかし、運転資金は出るが新規事業は難しい、といった金融機関の担保主義は厚く、中小企業に対する更なる支援を進めて参ります。

 

個人的には、国会議員チームとアフリカ外交官チームとのサッカー試合でアキレス腱を切断し、手術を受け皆様にご心配をおかけしましたが、お陰さまで完治しました。

 

本年の皆様の更なるご繁栄と、ご家族にとって良い年でありますことを心からお祈り申し上げます。

 

 

 

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