ヨルダンのハッサン王子が庭野平和賞受賞2008年05月09日

　 ５月８日に庭野平和賞の受賞式典に参加しました。

　旧知の、ヨルダンのハッサン王子が受賞されたからです。アブダラ国王の伯父に当たるハッサン王子は、ユダヤ教やキリスト教の造詣も深く、イスラエルとの和平の仲介を実現するなど、中東の和解活動を担ってきた方です。「ローマクラブ」会長でもあり、チェコのハベル元大統領やダライ・ラマ１４世などと、国際人道問題に関するフォーラムなども主宰しておられます。

　私も２００４年に鳩山由紀夫さんなどと、アンマンのご自宅を訪問して以来何度かお目にかかっていますし、その後、岡田克也、前原誠司さんなどにもお会いいただいています。

　今回２５回を迎えた庭野平和賞は、これまでに、世界イスラム協議会のイナムラ・カーン博士（パキスタン）、サルボダヤ運動のアリヤラトネ博士（スリランカ）、マハ・ゴサナンダ師（カンボジア）、山田恵諦師（天台宗）など、私がお目にかかった方々も受賞され、これらのアジアから平和を推進された方々などを通じて大きな貢献を果たしてきました。

　ハッサン王子とともに、賞の更なる貢献をお祈りいたします。