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2019年08月21日「米中貿易戦争終結のための米ドル切り下げ?」

 6月15日付のChina Daily紙は、「米中貿易戦争は米国を景気後退に導くために、貿易戦争早期終結の為に1980年代の日米貿易戦争を1985年9月のプラザ合意で終結させたように、今回も同様の方法で終結させる事が最善の終結方法だと米中双方が判断しお互いに乗り気であるはず」との中国商務省報道官やゴールドマンサックスのエコノミストの見解を報道しました。 米ドルの暴落や米国財政破綻回避の為にはプラザ合意パート2とも言える、米ドル切り下げの可能性があるという見解です。FRBによる金利引き下げどころではない、ドルの切り下げという荒療治です。 米ドル切り下げには、関係国による為替市場協調介入プラザ合意パート2が必要で、それが近々行われれば日本では円高加速と株価大幅下落が起き、そうなれば、消費税引き上げ再延期の可能性すらも出てきます。 私が通常国会で度々質問したように、国内のマイナス金利から逃れ、高利回りを求め過大な米国投資をしている農林中金、ゆうちょ銀行、メガバンク、地方銀行などの日本の主要金融機関および保険会社は、ドル切り下げによる膨大な為替損失発生により業績悪化が深刻化します。 また、円高加速による企業業績悪化に伴う株価の下落により、自動車等輸出関連製造業の企業業績も悪化します。  さらには、大量の株取得によりアベノミクス株高を演出していた日銀の資産内容が株の下落により劣化、財政もますます危機的となります。  このChina Daily紙の予測のようになるかどうかは予断を許しませんが、この可能性についての対策は講じておくべきでしょう。