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鳩山代表と、国民の生活を守る最終戦争に2009年05月17日

鳩山由紀夫さんが、民主党代表に当選しました。

 

124票対95票というのは、バランスのよく取れた結果だったと思います。実は前の夜に、鳩山選対が見ていた予想にほぼ一致していた結果でした。

 

私は、鳩山選対の大畠章宏本部長の下で、25名の推薦人の一人をお受けし、政策作りや党大会におけるスピーチ作りの一員としてお手伝いしました。

 

岡田克也さんも、幹事長として私を国際局長に任命してくれた親しい方で、実際立候補

表明直後に、直接電話も頂きました。「私は、今後の民主党はしばらく鳩山さんと岡田さ

んの二人で引っ張って頂く事になるわけで、代表選挙後は、オバマ大統領とヒラリ

ー・クリントン国務長官が今一緒にやっているように、全員野球で霞が関

と戦いましょう!」とお話しました。

 

因みに、昨日の代表選挙では、テレビ中継前に、二人の候補の応援演説を

二人ずつの人が行いました。岡田さんの応援演説の一人が郡司彰参議院議

員でした。知られざる岡田さんの人柄などをユーモアたっぷりに引き出

す、ほのぼのとした、四人の中で最も絶品の演説でした。

 

私が鳩山さんの演説のポイントとして強調したのは以下の点です。

1 衆議院議員に対して、「鳩山代表で総選挙に勝てる!」というイメー   

 ジを与える。

2「脱小沢」による「鳩山政治」の始まりを強調する。

「遠慮勝ちな、頼りなさそうな鳩山」から、「信念をあらわに出す鳩山」への変身。「語尾」を「させて頂きます」調から「します」とか、言い切り調に。

3「友愛社会」という理念に、生活感や具体的なイメージを与える。

 これは、昨日鳩山さん自身が、介護や中小企業対策の素晴らしい事例を

 挙げて説明しました。

4 外交政策として、「北方領土の全面返還」と「戦争をさせない政治」

 を入れました。後者は、戦争を止めるのは政治しかないというメッセー

 ジです。昨年の北京オリンピックの直前にロシアがグルジアを侵攻しま

 した。オリンピックの射撃種目で銀メダルと銅メダルを取ったロシアと

 グルジアの女子選手が表彰台で抱き合い、「国同士は戦争をしていても

 私たちの友情は変わらない。戦争を始めるのも止めるのも政治家だ。戦

 争を止めてほしい」と言ったことを事例にしました。日本の首相として

「戦争をさせない政治」を外交の柱の一つとすることです。

 

昨晩気になることがありました。豚インフルエンザの国内感染者の出現が何故、 代表選挙の日に、国立衛星研究所から発表されたのか? 偶然だったのか? NHK7時のニュース番組が、最初のニュースを民主党代表選挙ではなく、「豚インフルエンザ国内感染」を相当長い時間報道した理由は?ということです。

 

いよいよ、手段を選ばぬ権力との最終戦争の局面です。

 

皆様からの更なるご支援をお願いいたします。

 

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