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  • 【2018年4月9日】

    活動報告

    2018年04月09日

    参議院決算委員会における藤田幸久の質疑議事録(未定稿)

    ○藤田幸久君 民進党の藤田幸久でございます。
     十五分、お昼を挟んでなりますので、総理、質問だけお答えいただきたいと思います。
     まず、この安倍政権における公文書管理をめぐる不祥事、ここに並べました。(資料提示)もっとたくさんあります。
     まず、最初の質問ですけれども、安倍総理、自衛隊の統幕長というのは安倍総理の部下でしょうか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私は自衛隊の最高指揮官という立場にございます。ですから、言わば自衛隊で起こること、まあ行政全般についてもそうなんですが、自衛隊あるいは防衛省について責任を持っているということであります。同時に、その中において、最高指揮官である内閣総理大臣である私の下において小野寺防衛大臣がこの防衛全般について担当しているということでございます。
    ○藤田幸久君 前川前事務次官、去年は現職でありましたが、これは内閣人事局で任命されたわけですが、ということは、前川前事務次官も当時は安倍総理の部下であったということでよろしいでしょうか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) この部下か部下でないかということでございますが、基本的には、言わば文部科学大臣の指揮の下に行政をつかさどっていると、事務次官として、事務方のトップとしてつかさどっているということであります。
    ○藤田幸久君 内閣が任命した前川前事務次官であります。
     ところで、最近、部下の批判のオンパレードが続いております。財務大臣による佐川、佐川、佐川。最近は、稲田前防衛大臣がここにきて、御自分の責任は置いておいて、怒りを禁じ得ない。河野自衛隊統幕長も、大臣及び国会に対して背信的な行為を行ったと言われてもしようがないと、矮小化しております。こういう、何といいますか、不都合なことが起きると、政治家は官庁に、官庁のトップは部下に押し付けて、自分は逃げ切りを図る連鎖反応が起きている。今朝の自民党の方の何か事務方に対するバッシングがありました。こういう構図を、安倍総理、どういうふうに御覧になりますか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) ただいまの委員の御指摘は当たっていないというふうに思います。
     まず第一に、麻生財務大臣が佐川前長官のことについて佐川という表現を使われた。これは印象として余り良くないという印象を持たれた方は多いと思います。しかし、それは佐川前国税庁長官に責任を押し付けるということではなくて、麻生さんは自分の親しい人々は基本的に呼び捨てであります。例えば、それはまさに部下に対して、基本的には、例えば敬称を略するというのは当然のことであろうと。私もサラリーマン時代、私の上司であっても他社の人に言うときには呼び捨てで言っておりましたという意味と捉えていただいていいのではないかと。それを、まさにその部下に押し付けるために敬称を略したという言い方はそれは酷ではないかと、こう思う次第でございます。
     それと、それと同時に、誰が責任を持っているのかということは明らかにしなければいけません。と同時に、例えば、私は、行政全般について最終的な責任は私が負っているということは何回も申し上げています。その責任から逃れることはできないわけであります。ただ、物事の再発を防止をするためには、実際に当たっていた人たち、実際にその行為を行っていた人たち、実際に監督を行っていた人たちがその責任を認識しなければ、これは全てを私が例えば責任を取ればいいという話ではないわけでございまして、そこのところを委員は意図的に、ある意味意図的にこれはねじ曲げて、責任を逃れているかのごとくのイメージを植え付けようとしているのではないかと、こう思う次第でございますので、この点については、それぞれの名誉が懸かっておりますので、少し長めになってしまいましたが、答弁をさせていただいたところでございます。
    ○藤田幸久君 先ほど総理は官僚の皆さんに、高い倫理観と使命感、高い誇りという言葉を使われました。しかし、先ほど来出ておりますように、財務省で二人の自殺者が出ております。近年の日本財団の調査によりますと、自殺者一人の背後に二十人の自殺未遂者が存在するという調査も出ております。これ、犯罪に問われかねない改ざんを三百か所も行うということは、役所の人たちに何のメリットもないと思います。
     これだけ各省庁で多くの人たちを結果的に追い詰めているという認識と、多少なりとも罪の意識は、総理、ございませんか。
    ○委員長(二之湯智君) 安倍総理大臣、簡潔に願います。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) まず、命を絶たれた方については、本当に残念でありますし、御冥福をお祈りしたいと思います。そしてまた、御遺族の皆様に対しましては改めてお悔やみを申し上げたいと思います。
     しかし、事の経緯がまだ明らかでいない中において、私もつまびらかに存じ上げないわけでありまして、まさに人の命についてのことでありますから軽々にコメントすることは差し控えさせていただきたいと、このように思います。
    ○藤田幸久君 ここに並べておりますけれども、これ、いろんな大臣の名前が出ております。総理、資料にありますけれども、ただ、いろんな大臣、名前出ていますけれども、共通することは、全部これ安倍総理の下でのいろんな大臣、そしていろんな省庁でのことであります。したがって、これはまさに行政のトップである安倍総理自身のこれ全部責任じゃないかと思いますが、いかがですか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) 任命責任は全て内閣総理大臣たる私にあります。それはもう今までは何回も申し上げているところでございます。その中において、それぞれの大臣がしっかりと職責を果たしていくことを期待をしているところでございます。
    ○藤田幸久君 任命責任よりも結果責任が重要でございます。
     と同時に、先ほど来、印象の話をされておりますが、国民はよく分かっています。実際に、森友問題の責任が安倍総理にあるということに対する世論調査は七〇%以上あるんです。国民の皆さんはよく見ていらっしゃいます。この国民の民意に対して、安倍総理、どうお答えになりますか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) この森友問題においては、この国有地の払下げあるいは学校の認可において、私も私の妻もそして事務所も一切関わっていないということは申し上げてきたとおりでございまして、そうだという証拠は全くもうない、もちろん証言もないわけでございます。そこで、今までも重々説明を申し上げてきたところでございます。
     ただ、私の妻が名誉校長を引き受けたことから当然疑念を持たれてもやむを得ないと、こう思っている次第でございます。この上は、現在、決裁文書の改ざん問題については司法が捜査を行っている、そして財務省においても今調査を行っているところでございます。
     なぜこのようなことが起こったのか、徹底的に明らかにし、全容を解明し、うみを出し切っていく、そしてその上で、二度とこうしたことが起こらないように組織を立て直していくことが私の責任、果たすべき責任であろうと、このように考えております。
    ○藤田幸久君 今回の日報問題について、公明党の山口代表は、国民と国会をだますに等しい行為であると言っております。石原伸晃元大臣は、文民統制に触れる、憲法まで波及する話だというふうに、身内の方もおっしゃっている。つまり、立法府の存在、民主主義、憲法を損ねたと。これは、法とルールに基づく国家の統治機構そのものを破壊したと言ってもいいと思っております。
     こうした様々なこの文書管理というのは、このファイルがどこにあるかというそういう問題じゃなくて、これはまさに国家犯罪そのものである、そしてこれ全部に関係してほかの省庁もあるかもしれない、そういう結果責任について総理がどうお考えになっているか、お答えをいただきたいと思います。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) まだ結果は我々、私も深刻に受け止めているところでございます。だからこそ原因を究明していくことが重要であります。
     財務省の決裁文書の書換えにつきましては、まさに先ほど説明をさせていただきましたが、司法がしっかりと今調べている、そしてまた財務省においても調査を行っているわけでありまして、徹底的な調査を行い、うみを出し切った上において組織を立て直していくことが私の責任だろうと、こう思っているところでございます。
     そして、日報問題については、これも現在防衛省の中におきまして、大野大臣政務官を中心に、なぜこのようなことが起こったのか、管理がずさんであったのか、あるいは認識をしていながら隠蔽をしたのかということも含めてしっかりと徹底的に調査をし、そして文書管理の在り方を改めていく、また、その明らかにした上において対応を取っていかなければいけないと、このように考えております。
    ○藤田幸久君 少なくても、財務省は、佐川理財局長は認めています。防衛省においても自衛隊のこれは制服が認めています。
     今まで省内の官僚の不祥事に対して責任を取って辞めた閣僚が三人いらっしゃいます。部下を責めずに監督責任を取りました。一人は、数年前の大蔵省不祥事のときの三塚博元大蔵大臣。二人目は、この防衛省、防衛庁でありましたが、額賀元防衛庁長官。三人目が昨年の稲田大臣であります。少なくても、実際にこの自分の部局、部下がそういう形で不祥事を起こしたということに対して、監督責任でこの三名の閣僚が辞めておられます。これだけそろっている。これ、安倍総理自身が監督責任を取るべきじゃないかと思います。詳細の調査以前に、既に実際に部下の方々が認めているということは、これ監督責任そのものじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。責任の取り方です。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) 先ほど答弁したように、全容を明らかにし、再発防止をしっかりと進めていくことが私の責任であろうと、このように考えております。
    ○藤田幸久君 これは、アメリカ・ワシントンのホロコースト記念館、博物、にございますファシズムの初期警報ということでございます。これ全部、かなり安倍政治に似ていると言っておりますが、六つだけ今日選んでまいりました。
     この強力な国家主義、軍隊の最優先、それから犯罪取締りと刑罰への執着、これはまさに解釈改憲による安保法制、それから特定秘密保護法案と共謀罪、更に付け加えますと、歴代の自民党政権と異なる政策を実はかなり強行的に決定をし、場合によっては解釈改憲という禁じ手のような手法で、こういう形で進めてきたというのがこの二つ、上の二つに言えると思っておりますけれども、これ二つに言えることは、要するに、安倍総理は憲法改正ということを終極の一番の政治課題として、まさに目的とされておられるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) ちょっと質問の意思が、趣旨がよく分からないんですが、ちょっともう一度、何を聞いておられるのかよく分からないんですが。
    ○藤田幸久君 つまり、憲法改正を、こういう強力な国家主義、それから犯罪取締り、こういう形で安保法制、共謀罪等をやっておられましたけれども、結局それは憲法改正ということを終極の目的に政治家として目指しておられるのかどうか、お答えをいただきたいと思います。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは全く違います。
     一つは、まず特定秘密保護法について、これに絡めておられるのかもしれませんが、それはおかしいんです、おかしいんですよ。(発言する者あり)全然違うから、余りの、余りにも的外れだから、思わず苦笑を禁じ得ないところでございます。
     特定秘密保護法につきましては、それまで既に様々な、特別防衛秘密等々、様々な機密がございました。これをもう一度しっかりと整理をし直して、し直してですね、この機密の管理がしっかりと行われるようにしたところでございます。言わば国際的にも通用する秘密を保護するための法律に、体系にしたと言ってもいいんだろうと、こう思う次第でございます。このことを行うことによって、例えば当時映画が作られなくなると言った人がいますが、そんな人は一人もいないわけでございまして、しっかりとした秘密を保護するための法律が、体系ができたと、こう思っております。
     そしてもう一つは、平和安全法制のことだろうと思います。まさに、この法制によってお互いに助け合うことができることになった、日米同盟のきずなは強化されたと、このように思います。北朝鮮に高い水準の圧力を掛け、そして軍事的にも圧力を掛けていく中において、日米、そして日米韓はしっかり協力をできたと、こう思っております。
     また、テロ等準備罪においては、まさにパレルモ条約に日本が加入をすることによって、言わば国際的なテロ防止の輪の中に入ったと、こう思う次第でございます。つまり、こうしたことを行うことによって何が起こったかといえば、国民を守るために必要な情報はより多く入るようになったということと……
    ○委員長(二之湯智君) 総理、済みません、簡潔にお願いします。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) はい。
     日米同盟においてきずなが強くなったことによって、より日本は安全になったと、このように思っているところでございます。
    ○藤田幸久君 あとの質問は午後に譲ります。
    ○委員長(二之湯智君) 午後一時に再開することとし、休憩いたします。
       午前十一時五十五分休憩
         ─────・─────
       午後一時開会
    ○委員長(二之湯智君) ただいまから決算委員会を再開いたします。
     休憩前に引き続き、平成二十八年度決算外二件を議題とし、全般質疑を行います。
     質疑のある方は順次御発言願います。
    ○藤田幸久君 午前中に引き続きまして、このアメリカのホロコースト記念館、ファシズムの十四の初期警報、安倍政治との類似性ということの続きでございます。
     このいわゆる手法の話でございます。
     マスメディアの統制。これはNHK会長人事、あるいは番組内容に総理始めいろいろと注文を付けていらっしゃるという話がございます。
     団結のための敵、スケープゴートづくり。これは前川前文部科学事務次官に対する、これ怪文書といった人格攻撃、それから、先ほど申しましたいろんな部下いじめも、これも団結のための敵づくりのような気がいたします。
     一方で、身びいきと書いてございます。これは皆さん、国民の皆さんお分かりのように、日本銀行総裁、内閣法制局長官、稲田防衛大臣の人事、そして、今問題になっております内閣人事局による霞が関の人事、これを総称して、森友、加計問題でのそんたくということになっております。
     こういう、つまり、敵と味方を区別するというのが安倍政治の典型のように思いますが、こうした政治手法について、安倍総理自身はどういう形で敵味方を使い分けて政治をやっていらっしゃるか、お答えをいただきたいと思います。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) なかなか委員の論理に付いていくことができないのですが、私は、適材適所で常に考えております。
    ○藤田幸久君 国民の皆さんがよく分かっているというのが先ほどのアンケートにあったというふうに思っております。
     要は、先ほど来、このいろんな文書の問題、あるいは国権の最高機関に対する様々な毀損、憲法、民主主義、これを、まあ政治的に言いますとどういうことかといいますと、法治主義から人治主義に変わってきた安倍政治。人治主義というのは法律よりも人と人との関係ということ。これが、つまり、法治主義から人治主義、身びいき主義といいますか、になったのが安倍政治の特徴と思いますが、これは国民の皆さんはよく分かっていらっしゃる。安倍総理御自身、どう思いますか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、いきなりそういう飛躍されても、国民の皆様も戸惑うだけだと思います。全くそうは思いません。
    ○藤田幸久君 ずばりだと安倍総理の答弁も短くなって、お答えができないということがよく分かったと思っております。
     そして、最後の、一番下ですが、不正な選挙でございます。
     ファシズムというのは独裁者が独裁者になっていったということで、よくヒトラーが例に挙げられますが、ヒトラーが権力奪取する前には選挙を連発したと言われております。安倍総理もこの数年間非常に選挙の連発が多かったわけでございますけれども、先ほど大島議員が質問しました改ざん総選挙という意味は、総選挙に至る国難云々ではなくて、実は情報自身が間違っていたということが問題であると思っております。ですから、これが改ざん総選挙。その改ざんの前提としての隠蔽、そして一方で、強権的な問題の背景の形での選挙に行ってしまったと。ですから、隠蔽内閣、改ざん内閣、そして強権内閣。ですから、国難と言っていた北朝鮮ともこれから関係を構築していかなければいけない面もある。
     つまり、こうした隠蔽内閣、改ざん内閣そのものが国難だったというふうに思われますが、いかがでしょうか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) いや、何とも言えない論理展開だと思いますが、そうは思いません。
    ○藤田幸久君 何か茶化したような、図星のことについてはお答えになっていないようでございますので。
     これは奇想天外な話じゃございませんで、最近、トランプ大統領、安倍総理のお友達でございますが、のメラニア夫人が、ホロコースト記念博物館を訪ねられました。これは御主人がスイスに行っていたときという話がありますけれども、この報道されているところによりますと、メラニア夫人がこうおっしゃっております。ホロコースト記念博物館は亡くなった何百万人もの罪なき人々に敬意を表し、私たちにはホロコーストの悲劇や影響を教えてくれるのです、博物館を回り、心を揺さぶられる思いがしましたと。私のたまたま知っておりますある国の外交官ですが、最近ワシントンへ行かれて、やはりこの博物館を訪問してきた。
     これはやはり、いろいろな方々にとって、この人権の問題、そして、いわゆる迫害の問題については非常に大きなテーマでございますので、まさに法と秩序の大きな問題で、こういうところで実は、このファシズムの初期警報というのは、安倍総理のことばかり申し上げましたが、実はいろいろな方々に共通する、こういうことが当たっているということでございますので、それは是非、茶化すのではなく、まあ図星であるがゆえに答弁が短かったのかもしれませんけれども、お考えをいただきたいと思っております。
     そこで、先ほど来いろいろな形で申し上げましたけれども、これは立法府の存在、民主主義、憲法を損ねたということになりますと、任命責任ばかりではなく結果責任ということからいたしましても、これは潔く私は、安倍総理自身が、晩節を汚すのではなくて、辞任をしていただいて対応をしっかりしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) 昨年、選挙で訴えて我々は、まあ厳しい選挙ではありましたが、二つの国難を国民の皆様の信任を得て乗り越えていくと、こうお約束をし、選挙戦、公約を掲げて選挙を戦ったわけでございます。結果、二百八十四議席、過半数を大幅に超える議席をいただいたわけでございます。与党で三分の二の議席をいただいた。これは、三回の総選挙、私が総裁として戦った総選挙で、三回連続三分の二の議席をいただいた、与党で議席をいただいたわけでございます。かつ、この三回の総選挙の中で、小選挙区においても比例区においても、最も多くの得票を実は前回の選挙でいただいたわけでございます。
     この国民の負託をしっかりと公約を果たしていくことで果たしていきたいと、このように固く決意をしているところでございます。
    ○藤田幸久君 長州の吉田松陰、水戸学を学ばれました。私は水戸の出身でございますが、水戸に参りまして、この吉田松陰、学ばれました。天下の先駆けという言葉がございます。その天下の先駆けということを一番実は志に描いて議員活動をやってきた人間が福島伸享衆議院議員でありました。私の中学と高校の後輩でございます。
     今回の、先ほど来申し上げております様々なそんたく、そして行政が政治に顔色を使いながら、そして多くの役所の皆さんも、場合によっては命を懸けて、そして身分を懸けて頑張っておられる、そしてそれが昨年の二月十七日でございました。この福島伸享議員の追及から事が始まっております。
     よく総理は、どういうふうに関わっていたかということをおっしゃいますけれども、この前、太田理財局長がおっしゃいましたけれども、安倍昭恵さんが総理御夫人であるということが、存在がそのものだという話がありました。総理夫人が何をやったかということ以上に総理夫人であるということが私は重要だろうと思っています。
     つまり、例えば、金正恩、北朝鮮の委員長の妹さんの金与正さん、彼女が何をしたかではなくて、彼女が妹であるということがああいういろいろな役割を果たしております。トランプ大統領のお嬢さんのイバンカさん、お嬢さんであるということで随分お金を出されました。いろいろな意味で、どういう存在であるかという関係付けが重要なわけでございます。それが今回、様々な形でいろんな影響を及ぼしていると思っております。
     その意味では、是非、晩節を汚さない形で、私は、福島伸享、実はもう一人の、福島伸享の先輩が山口那津男公明党代表、中学、高校、三人とも一緒でございますけれども、国民と国会をだますに等しい行為、私はこれは是非、私も岸元総理の様々なアジアの和解外交、日韓関係の回復で与野党で一緒に活動をされた。私、いろいろ国会でも取り上げさせていただき、本も差し上げておりますけれども、岸総理は六〇年安保直後は非常に支持率低かった。しかし、長期的にはそういう評価があったと思っています。
     ただ、安倍総理、今まで五年間いろいろ功績もあったと思いますけど、こういう形でしがみついていった場合には取り返しのつかない形で私は後世に名が残ってしまう、是非潔い形でしっかりと身を処していただきたい。改めて申し上げますが、いかがでしょうか。
    ○内閣総理大臣(安倍晋三君) 藤田委員も質問されるのであれば少し勉強された方がいいと思いますが、イバンカ氏はお嬢さんというだけではなくて補佐官であります。金与正氏も党の要職に就かれておりますから、そういう意味での影響力があるということも前提に、是非その辺も勉強していただければと、こう思う次第でございます。
     そして今、福島委員の名前も挙げられましたが、言わば選挙によって結果は出ているわけでございます。国民の意思を無視はされない方がいいんだろうと、こう思っております。
     国会においてしっかりと議論し、そして私たちは、参議院はそういう解散というものはないのでございますが、衆議院においては、解散を行うということは、私自身も含めて政権の選択をこれは国民の皆様にお願いをするわけでございます。言わば国会議員が全てその職をなげうって国民の皆様の判断に委ねるということでございまして、その判断は厳粛に私たちは受け止め、その上においてどのような政策を行っていくかということについて深刻に受け止め、考えなければならないわけであります。
     だからこそ、私たちは二〇〇九年、政権を失った後、なぜ私たちは政権を失ったのか、議席を失った人々はなぜ議席を失ったのかということを深刻に反省し、それがその次の選挙に至ったわけであります。そこでまるで無謬のごとく考えるのは間違っているんだろうと、このようなことはアドバイスをしてさしあげたいと思うところでございます。
     いずれにせよ、我々はしっかりと選挙で公約したことを実現していくことで責任を果たしていきたいと、このように考えているところでございます。
    ○藤田幸久君 昨年の選挙のことをおっしゃいました。森友学園の昨年以来のことがもし昨年の総選挙で事実が明らかになっていたならば、そして陸上自衛隊あるいは航空自衛隊のこういったことが明らかになっていたならば、私は福島議員は完全に勝っていたと思います。
     福島伸享議員の選挙の初日には、これは官房長官も御存じですけれども、ある宗教団体のトップが福島議員の水戸に訪れています。いろいろな形でそういう、福島議員を始めとした方々に、特別な、相手方に選挙の応援が入ったということも存じ上げておりますけれども、要は、実際の情報が去年の十月の段階で明らかになっていたならば、私は、国民が正しい判断をした。国民が正しい判断ができないような隠し事を昨年以来ずっとやってきたということが今国会ではっきりしたではありませんか。その責任を安倍総理にしっかり取っていただきたい、水戸から長州に申し上げて、私の質問を終わります。

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