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  • 【2016年5月12日】

    オバマ大統領の広島訪問が実現することになったことを心から歓迎します。私は国会の委員会での質問に加えて、在日米国大使館の外交官に訪問の意味とメッセージの提案を行った他に、先週アメリカでお会いしたホワイトハウスのジョンストン国家安全保障会議(NSC)のジョンストン日本部長や国務省のヤング日本部長などにもお伝えしてきました。

    一つは、「安らかにお休み下さい。過ちはくりかえしませんから」という碑文の由来とその意味で、それは次回説明しますが、私は、オバマ大統領の広島訪問を実現するためにも、日本の指導者がハワイの真珠湾の慰霊訪問をするべきだという提案を行ってきました。3月29日の参議院外交防衛委員会で、それを述べていますので以下紹介させていただきます。

    ○藤田幸久君 私は、2010年の2月でございますが、アメリカ議会に参りましたときにダニエル・イノウエ上院議員とお会いしました。そのときに実はダニエル・イノウエ議員が、私はオバマ大統領は広島に行くと思うとおっしゃってくださいました。当時の政権の幹部にそれをお伝えをしました。
    と同時に、私、実は提案を申しましたのは、オバマ大統領が広島に来ていただく場合には、実は今朝も予算委員会で安倍総理がアメリカの中にもいろんな意見がありましたとおっしゃっておられましたけれども、そして、先ほど引用しました、何でアメリカに対して、そういうのをやったのに対して、いや、自分はこの場にいたのでというやり取りありましたけれども、そういう観点からしますと、私は実は当時、日本のどなたか指導者、総理であれば一番いいのかもしれませんけれども、日本を代表する方が真珠湾を先に訪問をすると、そういうことがオバマ大統領が広島を訪問していただく上に有効ではないかと思いました。
    日本の閣僚でパールハーバーを訪問した方を調べました。昨年の十二月に中谷防衛大臣が行っておられて、数年前に小野寺防衛大臣が行っていらっしゃる。ただし、防衛省のホームページを見ますと、アメリカの太平洋司令官に会いに行って、その他というところで戦艦アリゾナ記念館も立ち寄ったというような表現になっております。
    私は、今日いろいろ引用しましたのは、こういう流れからしますと、日本の側からどなたかしかるべき、パールハーバーを訪問することによって、オバマ大統領がいろんな意見がある中で広島を訪問される環境づくりを是非努力をしていただきたいという提案を申し上げたいと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
    ○国務大臣(岸田文雄君) 日本の政治指導者が真珠湾を訪問するということについては様々な考え方があるのだと思いますが、いずれにしましても、G7の外相会談等において、世界の政治の指導者に被爆地を訪問してもらうというのは、決して過去に焦点を当てることではなくして、未来に向けて核兵器のない世界をつくっていくために関係者がしっかりと思いを共有し努力をしていく、こういった国際的な機運を盛り上げるために重要だと私は考えております。
    是非、未来に向けて、核兵器の非人道性をしっかりと共有することによって核兵器のない世界をつくっていく、こういった機運が盛り上がり、具体的な結果につながることを期待しております。
    ○藤田幸久君 昨年も一昨年も、私も硫黄島の共同慰霊祭へ参りまして、去年は中谷大臣も来ていらっしゃいましたが、そこに来ていらっしゃった元海兵隊の方も、やはり原爆投下によって戦争を止めることができたとおっしゃっておられる。ですから、やっぱり過去の問題についても対応することによって来やすい環境づくりをするということは、これ未来に向けての方法の知恵だろうと思いますので、是非検討していただきたいということを申し上げておきたいと思います。

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