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  • 【2016年3月22日】

    ODA特別委員会で、G7サミット、ICADⅥ、SDGsへの委員会決議を提案


    22日の参議院ODA特別委員会で質問しました。

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    1.国際緊急援助隊の機動力・支援体制の進化
     先ず、国際緊急援助隊の機動力・支援体制の進化についてJICAの北岡理事長に質問しました。私はこれまでスマトラ沖津波、カシミール地震、ジャワ島地震、ハイチ地震で国際緊急援助隊の活躍の現場を視察した経験から、現地に出来るだけ早くレスキュー隊が到着して、生存者の救出ができるよう様々な提案をしてきました。その幾つかについて確認できました。
     第一は、早期情報収集のための調査チームの派遣です。これは2010年のハイチ地震の際日本大使館と大使公邸の両方が被災し連絡が取れなかった為にレスキュー隊の派遣が遅れたという経験から、現地情報が確認できない場合でも、先ず派遣するという対応が必要ではないか、と私が提案したものです。そして、2015年のバヌアツのサイクロン被害には調査チームが派遣され、派遣途上で緊急援助隊本体の派遣命令が外務大臣より出され、現地では本体要員に切り替えて活動したという事例が報告されました。
     第二は、カシミール地震で感じたチャーター機の活用の提案です。最近は地域に応じて様々なチャーター便の活用体制が進んでいることを確認できました。
     第三は、麻酔薬持参の整備です。ハイチ地震で、日本の国際緊急援助隊が全身麻酔薬を持参しておらず、隣で活動していた国境なき医師団から借りていりことがわかりました。ケタミンには麻薬成分が含まれているので、経産省の許可が降りないという理由でした。そこで、私は持ち出しを可能にする方法を探すように申し入れ、厚生労働省より麻薬輸出業者免許証を取得して携行が可能となったことが確認されました。

    2.JICAの支援量の拡大・迅速化
     久しぶりにODA予算が増えた部分が支援料の拡大・迅速化に充てられています。
    (1)海外投融資の迅速化(申請から原則1カ月以内の審査開始)
    (2)円借款の「プレ・プレッジ」の促進
    (3)外貨返済型円借款の中進国以上の国への導入
    など多くの改善につながっています。但し、制度上の改善だけでなく、魂も伴った改善にして欲しいとJICAの北岡理事長に要望しました。

    3.G7サミットと市民社会の貢献について
    (1)G7伊勢志摩サミットに当たっては、すでに「2016年G7サミット市民社会プラットフォーム」や、東海3県のNGO・NPOによる「東海『市民サミット』ネットワーク」が形成されています。丁度本日、京都でこれらNGOが主催する会議にサミットの先導役を務めるシェルパの長嶺外務審議官が出席するので、こうした市民社会の声を反映させる政府内の統合・調整を行う受け皿を至急立ち上げるよう要請し、岸田外務大臣からもできるだけ反映させたいとの答弁を得ました。
    (2)持続可能な開発目標(SDGs)は、先進国も実施に取り組むユニバーサルな開発課題であり、日本におけるSDGsの取り組みに関し、関係各省庁および市民社会等とが連携する受け皿を政府内に速やかに立ちあげて欲しいと要望し、岸田大臣からは、設立に向けてスピードアップをするとの答弁を頂きました。

    4.G7サミット、ICADⅥ、SDGs実現への委員会決議を提案
     2008年のG8洞爺湖サミット時に、この特別委員会は「G8北海道洞爺湖サミット及び第四回アフリカ開発会議(TICAD IV)に向けた我が国の国際援助の在り方等に関する決議」を採択しています。そこで、今年も、特別委員会として、G7伊勢志摩サミット、第6回アフリカ開発会議(TICADⅥ)、持続可能な開発目標(SDGs)の実現にむけて、決議を採択することを赤石委員長に提案しました。
     その後、与党の理事も賛意を示して下さったので、5月末のサミットまでには実現するものと思われます。

    下記、質疑議事録、動画URLを載せましたのでご参照下さい。
    2016/03/22参議院政府開発支援等に関する特別委員会における藤田幸久の質疑議事録

    2016/03/22参議院政府開発支援等に関する特別委員会

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