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オッペンハイマー謝罪時の通訳宅を訪問2025年07月01日

オッペンハイマーが被曝者に謝罪した場面を証言した通訳者の故・タイヒラー曜子さんの夫ウルリッヒ・タイヒラー(UlrichTeichler) 教授をドイツの自宅に訪ねました。昨年NHKが、原爆を開発したオッペンハイマーが、1964年に被爆者と米国で面会した際、「涙を流して、何度も謝った」と曜子さんが証言した映像を放映しました。同じ日に会った原爆投下を命じたトルーマン大統領は、戦争を終わらせるために投下は必要であったと主張していた態度とは対照的だったとも述べています。その映像は、以下のブログでご覧ください。https://www.y-fujita.com/ja/archives/38249  ", Uni.-Prof. a.D. Dr." <teichler@incher.uni-kassel.de>

 曜子さんは、中曽根康弘首相とドイツのコール首相との会談などの通訳を初め、海部俊樹首相など歴代首相などの通訳をしていたこともうかがいました。

 ウルリッヒ・タイヒラー教授は高等教育研究の世界的権威で、日本を含め各国の大学等での講義や研究報告をまとめています。

 曜子さんの墓参りもさせて頂きました。

私は曜子さんに、国際IC(当時は国際MRA)のスイスCauxの国際会議で数年間通訳をお願いしていました。当時はコー円卓会議(CRT)という経済人の会議であり、広島のことについてお話することが無かったのが残念です。