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オッペンハイマーが被曝者に謝罪を旧知の通訳者が証言2024年06月20日
NHKは6月20日、原爆を開発したオッペンハイマーが、1964年に被爆者と米国で面会した際、「涙を流して、何度も謝った」と通訳が証言している映像を放映しました。オッペンハイマーは、原爆投下による惨状を知って苦悩を深めたと言われています。被曝者一行はトルーマン元大統領にも会っていました。 通訳として同行したタイヒラー曜子さんが2015年に語った映像が広島市のNPOに残されていました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240620/k10014486571000.html 私はこのタイヒラー曜子さんに、国際IC(当時は国際MRA)のスイス・コーの国際会議に通訳をお願いしていました。1985年から1996年頃です。広島市の浜井信三市長がこのコーの会議に1950年に参加し、これが広島の碑文「誤りは繰り返しませぬから」の決定に繋がりました。昨年広島サミット前に、岸田総理に対してこの碑文の経緯や英訳について各国首脳に伝えるように提案していました。https://yujita.com/archives/34475このコーでタイヒラーさんと数年間ご一緒していましたが、当時はコー円卓会議(CRT)という経済人の会議であり、広島のことについてお話することが無かったのが残念です。- アーカイブ
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