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G1サミット、核燃サイクル、三沢基地訪問2012年02月13日
(三沢基地、F16戦闘機の前で)
11日と12日は、三沢市で開催された第4回「G1サミット」にパネリストとして出席しました。これは、政治、経済、金融、マスコミなど各界の論客が参加する、日本のダボス会議を目指す会議です。日本で唯一の社会人用の大学院であるグロービス経営大学院の学長であり、水戸一高の後輩である堀義人さんが主催者です。
G1サミットとは、「混迷する世界にあって、次世代を担うリーダー層が集い、学び、議論し、日本再生のヴィジョンを描くための場にしたいと考え、「G1サミット」は生まれました。「G1サミット」という名称には、「GLOBE(世界)がひとつになる」「GLOBALでのNo.1」「GENERATION(世代)が一丸となる」という思いを込めています。リーダーシップを発揮していくために必要とされるのは、多岐に亘る領域の知恵と見識に裏打ちされた視座、志、そして良き仲間とのネットワークであると我々は考えます。G1サミットでは、政治・経済・ビジネス・科学技術・文化など、様々な分野の第一線で活躍する同世代の仲間が、互いに学び、立場を超えて議論し、未知の領域であった知恵を自らの糧としながら、良き仲間を得て、リーダーとして自身も周囲も成長していくことを趣旨としています。参加された方々の中から、ゆくゆくは総理大臣やノーベル賞学者、財界の旗手として活躍する経営者、学術文化の領域で目覚ましい活躍を続ける仲間が、続々と輩出されていくでしょう。そのときに一人一人が、どのようにヴィジョンを描き、自らの座標軸を定め、この国の未来をつくっていくのか。G1サミットは、そのための視座と知恵、ネットワーク基盤を提供することで、より良い社会を実現していきたいと考えています。」
(左から、小幡准教授、浅尾衆議院議員、遠藤教授)
私は分科会 「税と社会保障の一体改革」に、みんなの党の浅尾慶一郎代議士、学習院大学の遠藤久夫教授、慶応大学の小幡績准教授と共に出席しました。浅尾さんは、今月号の文芸春秋の論文で提案しているように、年金の徴収漏れの改革、年金制度の一元化、歳入庁の設置、公務員改革などによって相当税収が上がるので、消費税増税の前に、そうした改革を進めるべきだとの主張を行いました。私もそうした提言の改革を可能な限り進めると共に、国民と政府との信頼関係の基本としての社会保障制度の構築と行政改革の取り組みなどについてお話ししました。
夜の部では、車座の座談会が開かれ、私のグループでは、エデルマン・ジャパンのロス・ロブリー代表が、「日本の『信頼度指数』が世界で下から2番目に落下した」、「国が正しい方向に向かっていると思っている日本人はわずか1割」といった衝撃的な世論調査を紹介してくれました。
(私の左の緑のシャツがロス代表)
11日は六ヶ所村の原子燃料サイクル施設を視察しました。トラブルが続いた試験運転再開に向けて、懸命な努力を続けていました。同級生の米川茂さんが、ウラン濃縮の技術の責任者として活躍していました。
(左が米川さん)
12日は三沢の米軍基地と航空自衛隊を視察しました。米空軍第35戦闘航空団のラスティン司令官は、F16を案内しながら、常に先陣をきり、敵のレーダー装備などを攻撃する任務の危険性と重要性について話してくれました。私は、昨年の東日本大震災で、被災地への物資輸送や遺体捜索などで大活躍をしてくれたことにお礼を申し上げました。
(ラスティン司令官)
航空自衛隊では重久北部航空方面隊司令官が、3年前まで茨城県の百里基地司令であったことから、懐かしそうに大歓迎してくれました。昨年ロシアや中国の航空機による領空接近が非常に増えている実態の説明がありました。
(左から2人目が重久司令官、右は遠藤三沢基地司令、
F2戦闘機の前で)
大雪の中で活躍する皆さんの安全と健闘を祈りながら、帰りの新幹線に乗り込みました。
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