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  • 【2008年7月2日】

    活動報告

    2008年7月2日

    潘基文国連事務総長と会談

     1日朝7時45分から、潘基文国連事務総長と羽田孜最高顧問や鳩山由紀夫幹事長と共に会談しました。

     極端なアメリカ追従外交から国連を中心とした多元的外交を主張する民主党として、初来日の事務総長と意見交換すべきであると、先週私が党幹部に提案し、金曜日にアポを取り付けたものです。

     羽田最高顧問は、潘国連事務総長が京都の広隆寺を訪れたことについて尋ねました。潘国連事務総長は「広隆寺を建立した秦河勝(はたのかわかつ)の名前から、羽田元総理を思い出した」と語り、両国間の長い交流の歴史について触れました。

     鳩山幹事長は、世界の水問題に対する潘国連事務総長の取り組みを評価した後、温室効果ガスの排出削減について、民主党は2020年までに25%削減を提示しているのに対し、日本政府として福田首相が明確な数字を示していないことを指摘し、今回のサミット開催までに明示すべきだと強調しました。これに対し事務総長は、長期目標は具体的な中期目標でサポートされるべきであり、日本政府が明確な中期削減目標を打ち出すことを希望すると語りました。G8サミットにおける日本の政治的リーダーシップに期待を示すとともに、自らも各国指導者に働きかけていきたいと述べました。

     岩國国際局長は、昨日潘国連事務総長が、ジンバブエの大統領選挙について厳しい態度で言及したことを高く評価するとともに、公正な選挙の実施が民主主義において重要であると指摘しました。そしてジンバブエやミャンマーの民主化へ向け、国連が一層取り組んでいくことを期待すると述べました。これに対し潘事務総長は、アフリカのリーダー達と協力して取り組んでいきたいと意気込みを示しました。

     私はこの後、国際問題研究所で開催された事務総長の講演も拝聴しました。事務総長は、ミャンマーやジンバブエに関しては、近年国連で合意を得た、虐殺、政治的犯罪、自然災害などから一般市民を守る「保護する責任」という概念で対応したいという点を強調しました。そこで私は「そうした保護する責任という対象を、北朝鮮に拉致されている拉致被害者や、アフガニスタンやイラクの戦闘で被害を受けている無実の市民などにも拡大できませんか?また、アフガニスタンやイラクでは、国連決議のより厳格な解釈と運用が必要ではないですか?」と質問しました。これに対し事務総長は、「それらは極めて政治的に微妙な課題であり、そもそも保護する責任で合意するだけでも大変だったので、貴方が指摘するところまではまだ到達していない。もう少し待っていただきたい」という、やや腰の引けた答えを頂きました。

     事務総長の温かい人柄と誠実な気配りには感銘を受けましたし、アジア出身の事務総長に大いに期待したいと思います。

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