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  • 【2008年1月10日】

    活動報告

    2008年1月10日

    参議院外交防衛委員会における藤田幸久の質疑議事録

    ○委員長(北澤俊美君) ただいまから外交防衛
    委員会を再開をいたします。

     休憩前に引き続き、テロ対策海上阻止活動に対
    する補給支援活動の実施に関する特別措置法案及
    び国際的なテロリズムの防止及び根絶のためのア
    フガニスタン復興支援等に関する特別措置法案の
    両案を一括して議題とし、質疑を行います。

     質疑のある方は順次御発言を願います。藤田幸
    久君

    ○藤田幸久君 民主党の藤田幸久でございます。
    今日は今国会の定例日における外交防衛委員会
    の恐らく最後の委員会になるんではないかと思っ
    ておりますが、今日は大臣方とそれから民主党の
    法案の提出者と一緒に並んでいただいております
    が、この両法案の共通点はやはりテロの原点だろ
    うというふうに思っております。

     テロの原点といいますのは、正に九・一一であ
    ると。そして、私は実は二〇〇二年の九月十一日
    に池袋の芸術劇場というところに行きまして、こ
    れは民間の皆さんがチャリティーコンサートをし
    て、実はアフガニスタンの小学校造りのコンサー
    トをいたしました。九・一一の日にアフガニスタ
    ンの小学校造りをしようとした民間の皆さんの理
    由は、九・一一を追悼しようということでござい
    ました。ですから、普通は九・一一であるならば
    ニューヨークの方々の犠牲者を追悼するわけです
    が、その市民グループの皆さんは、結果的にアフ
    ガニスタンの攻撃が行われ、一番九・一一の結果
    犠牲を被っておられるのは無辜のアフガニスタン
    の市民ではないかということで、仏像が破壊をさ
    れましたバーミヤンというところに小学校を造っ
    た。その名前を希望スクールと名付けて小学校を
    造った。そして、池袋におきましてキャンドルサ
    ービスをしながらニューヨークの皆さんと同時に
    アフガニスタンの市民のために追悼を行ったとい
    うのが二〇〇二年の、つまり一年後の九・一一で
    ございます。

     私は、皆さん方を拝見をしておりまして、やは
    りこの両方の法案について、そもそも九・一一が
    何であったのか、テロというものは何であったの
    か、その原点から今日は是非質問させていただき
    たいと思っております。

     その観点から、まず法案提出者の方にお伺いし
    たいと思いますが、この法案の略称はテロ根絶法
    案というふうに言っております。したがいまして、
    今のお話との関連でいいますと、一番被害を被っ
    たのがアフガニスタンの市民であり、そのアフガ
    ニスタンの民生そのものを改善をしていくことが
    テロの本当の根絶になるというのがこの法案の私
    は一番の骨子ではないかと思っておりますけれど
    も、その一番の趣旨について犬塚委員にお尋ねを
    したいと思います。

    ○犬塚直史君 今、藤田委員御指摘のように、こ
    のテロ根絶法案の最も目指すところはアフガニス
    タンの平和と安定でありますし、最も被害を被っ
    ているのはアフガニスタンの市民であるというと
    ころは正に御指摘のとおりだと思います。

     まず、今のアフガニスタンの現状の認識ですが、
    日本の一・七倍の国土を持つところに、これは統
    計によって違うんですけれども、二千数百万人の
    アフガニスタンの方々がおられると。その中で、
    既にこのユーラシア大陸の大干ばつという事態に
    遭って五百万人近い方々が水不足で亡くなってし
    まった。今でも百万人の方が餓死線上におられる
    ということをまず大前提として認識をしなければ
    ならないと思います。

     その上で、この紛争地域におられる治安の維持
    回復というものが第一の目標でありますけれども、
    そのために一体何をしたらいいのか。日本が後方
    で給油を続けるその一場面を切り取ったというだ
    けではなくて、当事者意識を持って一体日本が何
    ができるのかということを徹底的に議論した結果、
    民主党が提出しましたのが油よりも水であると、
    今のアフガニスタンに必要なのは水であるという
    ことを中心にして考えましたテロ根絶法案であり
    ます。

     ですから、一部分を言って賛成、反対という形
    の対案ではない、あくまでもアフガニスタンの民
    生を安定させるための一つの大きな法案でありま
    すから、逆に自民党の方にこれに対する対案を出
    していただきたい、そんな気持ちがしております

    ○藤田幸久君 また、この原点の話とそれから民
    主党の法案については逐次質問をさせていただき
    たいと思いますが。

     この原点の九・一一に関する質問に入ります前
    に、せっかく福田総理御出席いただきましたので、
    ちょっと直近に質問通告をした点についてお伺い
    をしたいと思いますが、昨年の十二月四日のこの
    委員会において、総理は、いわゆるアフガニスタ
    ンのISAF、多国籍軍への参加について、例え
    ばISAFですが、これは正に治安維持というこ
    とにおいて武力行使を伴うことなんですよ、です
    から、いわゆる戦闘行為というようなものも含ま
    れるということでありまして、これは我が国の憲
    法に抵触をするということになっておりますと答
    弁されておりますが、この見解はいまだにお変わ
    りございませんか

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) 十二月の委員会
    でもってそういうようなお答えをしたことござい
    ます。

     ただ、これは、国連安保理決議に基づく措置で
    あれば武力行使に当たる行為も許されると、こう
    いうふうな考え方を言われたというような文脈の
    中で、そういうような考えは取らないということ
    を強調するというために申し上げたことでありま
    して、ISAFは実際に遭遇するというそういう
    事態にこれはいろんなものがあると思います。い
    ろいろな状態というのはあると考えられますんで、
    そういう中で憲法が禁止する武力の行使に当たる
    ようなものは当然あり得るわけでありまして、我
    が国としてこれを行うことは許されないと、こう
    いう趣旨を述べたわけでございます

    ○藤田幸久君 したがいまして、いろいろなこと
    がある、それからいろんな条件は付けられました
    けれども、基本的には我が国の憲法に抵触をする
    ということですということについてはお変わりな
    いでしょうか

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、状況
    によるわけですね。現在のアフガニスタンの状況
    というのは、これは厳しい状況です。厳しい治安
    状況の中でありまして、そしてそういう中でもっ
    てこれまで随分多くの犠牲者が出ていますね。ISAFの中で出ているんですよ。そういうふうな
    状況でありますので、そういうISAFへの現在
    の状況の中において、一般論としてというふうに
    申し上げれば、憲法との関係それから要員の安全
    確保そしてまた日本として効果的な貢献になるか
    どうかといったようなことについていろんな観点
    からこれは考えなければいけない、現状において
    容易なことではないだろうと、こういうふうなこ
    とを述べたわけであります。

    ○藤田幸久君 今の状況とか効果的な活動という
    お話がありましたけれども、だけれども、基本的
    に憲法に抵触するということについては見解は変
    わりませんか。

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、私が
    申し上げているのは、現状は厳しい状況はあると。
    ISAFの活動をする前提として治安状況という
    のはあるわけですね。治安状況があって、そして
    それは散発的なテロとかいうようなことであれば
    憲法上の抵触ということに当たらないかもしれな
    いけれども、しかし必ずしもそういうわけではな
    いと、組織的、計画的なテロというようなことも
    考えられるような現況においてはなかなか難しい
    ということを申し上げたわけであります

    ○藤田幸久君 人生いろいろとかいう前の総理の
    答弁がありましたが、何か状況いろいろによって
    憲法解釈いろいろというような今のお話でござい
    まして、ただ、これはちょっとほかの質問もあり
    ますんで、ただ私は、憲法について、憲法が状況
    とかあるいは周りのいろいろな要素によって、基
    本的に憲法に抵触するとおっしゃっておりながら
    そういう形での答弁というものは、これは一国の
    総理ですから、私は、憲法というのは原則でござ
    いますから、やはりしっかりとした、解釈が変わ
    ったなら変わったということについてやはりはっ
    きりさせていただきたいというふうに思っており
    ます。

     じゃ、簡単に

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、私が
    冒頭申し上げたでしょう。国連安保理決議があれ
    ば武力行使に当たる行為も許されるという、そう
    いうような話だったからそういうふうに申し上げ
    たわけです。そういうことでない、そういうこと
    でないことであれば、それはISAFだってやっ
    ていいんですよ、それは。憲法違反になるという
    ことでない状況もあり得る。しかし、現況は厳し
    い状況にあるという認識を我々は持っているとい
    うことであります

    ○藤田幸久君 やっていいんだ、どうかというの
    は政治的に判断することであって、要は憲法に抵
    触するかという基本の原則のことについての質問
    でございますが、これは水掛け論になって時間が
    過ぎてしまいますので、ほかの質問に移りたいと
    思います。

     今日はこのテロとの戦いの正に原点のお話をさ
    せていただきたいと思っておりますが、十一月の
    参議院の本会議におきまして、正に給油新法とい
    いますか新テロ法が上程をされた最初の本会議で
    私が質問をさせていただきましたが、その最初の
    質問は、総理、覚えていらっしゃるかと思います
    が、いわゆるテロというのは犯罪か、それとも戦
    争かというお話をさせていただきました。

     正にそのテロという、正に今回の法案の原点は
    九・一一なわけですけれども、九・一一というも
    のはそもそもアルカイダあるいはアルカイダのみ
    による犯行でございますでしょうか、それからそ
    の根拠は。私が国会の審議記録等を見た限りにお
    いては、政府側の答弁というのは、こういう物証
    があるとか、こういう捜査の報告があるというこ
    とではなくて、ブッシュ大統領がこうおっしゃっ
    た、だれがこうおっしゃった、ゆえにアルカイダ
    であるというような答弁以外に客観性や説得力の
    ある答弁というのはいただいていないんですけれ
    ども。

     改めてお伺いしますが、九・一一というのはア
    ルカイダあるいはアルカイダのみの犯行なのか。
    その根拠について総理からお答えをいただきたい
    と思います。

     委員長、当時の官房長官でもございます総理に
    御指名をお願いしたいと思います。

    ○委員長(北澤俊美君) じゃ総理、答弁に立っ
    ていただいて、外務大臣へ振ってください

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) 日本政府として
    九・一一同時多発テロ事件以降、いろいろなレベ
    ルでもって米政府の関係機関等に対して事件関連
    情報また各政府機関の対応について照会して情報
    交換を行ってきております。我が国は、このよう
    に入手した非公開情報や外国政府等が作成した報
    告書等の公開情報を総合的に勘案しまして、九・
    一一テロ事件は国際テロ組織アルカイダによって
    実行されたものと判断をいたしております

    ○藤田幸久君 そうしますと、公開情報あるいは
    非公開情報ということをおっしゃいましたけれど
    も、答弁で初めて国会に出てきましたけれども、
    九・一一以降にこういったアルカイダの犯行であ
    るというようなことについての具体的な調査を日
    本政府として、警察その他も含めて、あるいは情
    報関係の機関も含めてどういう捜査、基本的に犯
    罪ですから。この間ミャンマーで長井さんという
    方が殺されましたね。当然犯罪ですから捜査する
    わけですね。

     後でこれ質問しますけれども、二十数名の日本
    人が犠牲者ですね、この犯罪の。ですから、当然
    捜査をする。そして、その結果としてアルカイダ
    の犯行であるというふうに行き着いたんだろうと
    思いますけれども、じゃどういう捜査をされ、こ
    れは直接、間接あると思いますけれども、その結
    論に至ったのか。当時官房長官ですから一番お分
    かりだったんだろうと思うんですけれども、総理
    にまずお伺いをしたいと思います。

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) 政府は、九・一
    一テロ事件の発生を受けまして、在ニューヨーク
    総領事館に設置されました対策本部に警察庁の国
    際テロ緊急展開チームを派遣しまして、米国法執
    行機関との連携や行方不明邦人の身元確認等に関
    する情報収集を当時いたしました

    ○藤田幸久君 外務大臣、お待ちのようですから、
    ちょっと関連しまして、つまり犯罪による犠牲者
    が二十数名と聞いておりますが、そのほとんどの
    方々がニューヨークで勤務等をされていた方、そ
    れから数名は、四機ハイジャックされたわけです
    けれども、そのうちの何機かに乗っていた二名と
    かいうことを伺っておりますけれども、具体的に
    邦人の犠牲者は何名で、特にその航空機に乗って
    いた方は何名で、どういう方法でその確認をした
    のかということについて、外務大臣にお聞きした
    いと思います。通告しております

    ○国務大臣(高村正彦君) 二〇〇一年九月十一
    日の同時多発テロでありますけれども、御遺体が
    発見された十三名と、それから米国の裁判所で死
    亡宣告がなされた十一名、計二十四名の邦人が犠
    牲になっております。

     そのうち、飛行機に搭乗されていた方は二名で
    あると承知をしております

    ○藤田幸久君 その二名の方が乗っておられまし
    た航空機の便名と、それからその二名のどうやっ
    て御遺体を確認をされたかについてお伺いしたい
    と思います。外務大臣。(発言する者あり)

    ○委員長(北澤俊美君) どうしますか。詳細、
    高村大臣、事務局の方へ振ってください。高村外
    務大臣

    ○藤田幸久君 いや、いいですよ、参考人でも

    ○委員長(北澤俊美君) いいの。外務省谷崎領
    事局長

    ○政府参考人(谷崎泰明君) 事実確認の問題で
    ございますので、私の方からお答えをさせていた
    だきます。

     大臣の方から御答弁申し上げたとおり、二十四
    名のうち二名の方は飛行機に乗っておられた方で
    ございます。そのうちの一名はユナイテッド航空
    九三便に搭乗されておられました。もう一名でご
    ざいますけれども、アメリカン航空一一便に乗っ
    ておられました。

     どのような形で御遺体を確認されたかというこ
    とでございますけれども、これにつきましては、
    この二名につきまして具体的な確認方法につきま
    して現在私の手元に資料がございませんので、ど
    ういう方法かについてはお答えできませんが、ア
    メリカ当局からこの通報があって、その結果、一
    般論でございますけれども、DNA鑑定等を行っ
    ております。その結果、この二名ということが判
    明したというふうに我々は理解しております。

    以上でございます。

    ○藤田幸久君 犯罪の犠牲者について、つまり今
    資料がないから分からないと、それでアメリカ側
    からのそのDNAと理解をしているということは、
    それは確認じゃないですよね。

     私は、今回お伺いしたいと思っておりましたの
    は、つまりこれは犯罪ですね、テロですから。犯
    罪というのは捜査で、したがって実際に犠牲者に
    対しても、当然政府として犠牲者に対するやっぱ
    り報告が必要であると。それから、情報が新しい
    ものが入ってきたならば当然、ただ毎年九・一一
    で慰霊祭等をされるだけじゃなくて、そういう対
    応もしてこられているんだろうと思いますけれど
    も、実際にこの六年間で御遺族に対してしっかり
    した報告も含めたケアといいますか、されてこら
    れているんでしょうか、外務大臣。

    ○国務大臣(高村正彦君) 邦人の安否確認であ
    ります

    ○藤田幸久君 その後の話です。

    ○国務大臣(高村正彦君) それはもういいんで
    すか。

     犠牲者の御遺族に対しましては、緊密に報告、
    支援を行ってまいりました。特に、御遺体の確認、
    米国政府が支給する補償金の請求手続に関する情
    報提供については遅滞なく実施をいたしました。
    また、御遺体の一部が発見された十三名の犠牲者
    の御遺族に対しては火葬等に係る支援を行いまし
    た。さらに、事件発生後毎年九月十一日に行われ
    ている世界貿易センター跡地における式典に出席
    される御遺族への支援等も実施しているところで
    ございます

    ○藤田幸久君 限られた時間の中で、私は今日は
    あえてその九・一一について、余りにも世界じゅ
    うでいろんな疑問の情報が実は出されておられる。
    世界の有力な指導者の方からも出されている。そ
    んな中で、私は、当然犠牲者に対してやっぱり日
    本政府が責任を取るであるならば、そうした日本
    政府が断定したアルカイダであるということにつ
    いて、もしそれに対する疑念が出ているのである
    ならばしっかり否定をし、そしてこのテロとの戦
    いの原点についての確認を取るということが私は
    重要ではないかと。そういう観点から幾つか質問
    させていただきます。

     まず、ペンタゴンでございますけれども、ちょ
    っとパネルをごらんいただき、そして閣僚の皆さ
    んにはこの写真をお配りしておりますので、ごら
    んをいただきたいと思います。(資料提示)

     これ一枚目は、これは全部いろいろな映像その
    他が具体的なエビデンスとして残っておりますの
    で、それを集めたものでございます。これだけは
    たまたま合成したものでございますけれども、要
    するに、ペンタゴンにこれだけの幅の飛行機が突
    っ込んでいるんです。757というのはかなり大
    型の飛行機です。幅が三十八メートル。ところが、
    実際ごらんになって分かるように、この飛行機が
    突入したにもかかわらず、これだけの穴しか実は
    空いていないと、これだけの幅の実は穴が空いて
    いないと。

     それから二枚目ですね。これは、火災が起きた
    ということでワシントンの消防士が消火活動に当
    たっておりますけれども、これを見ても、とても
    とてもこれだけの幅、それから尾翼の高さに当た
    るような建物が破壊をされていない。と同時に、
    この手前の芝生ごらんいただきたいと思いますが、
    芝生にも全然残骸がないんです。

     それから三枚目です。これは、これもやはり同
    じペンタゴンですけれども、これは上に書いてあ
    りますけれども、屋根がそのまま残っているとい
    うふうに、このアメリカのテレビ局で字幕が入っ
    ています。つまり、飛行機が突入したにもかかわ
    らず、ほとんどこれだけの大きさの傷だけで、屋
    根が落ちていないわけですね。

     それから、次の写真をごらんいただきたいと思
    います。これ穴が空いていますけれども、これ石
    破大臣よく御存じのとおり、ペンタゴンというの
    は非常に強固な幾重にも五角形になっている建物
    ですけれども、それをこれ貫通しているんです。
    御承知のとおり、飛行機というのはできるだけ機
    体を軽くするために軽い言わば材質でできている
    ものが、こんなに穴を空けられるはずがないとい
    うのが、例えば具体的にはこれペンタゴンの物証
    として分かることです。

     それから、これは次の写真をごらんいただきた
    いと思いますが、飛行機がどうやって突っ込んだ
    かということについての写真でございますけれど
    も、つまり、上の方から飛行してきた飛行機が曲
    芸飛行のようにUターンをして、しかも国防長官
    なんかがいない反対側にわざわざ回り込んで、一
    番強化をしておりましたこの建物に突っ込んだと
    いうようなことがあるんですね。

     これは、幾つかお配りした資料の中で、「九・
    一一に疑問を呈する発言」という中の五ページの
    真ん中辺にアメリカ軍の空軍大尉をした方の発言
    が載っておりますけれども、この人が言っており
    ますけれども、私自身、この九・一一にかかわっ
    た二つの飛行機を操縦したことがある、このテロ
    リストと呼ばれている人がいきなり初めて757
    の操縦席に座って機体を垂直に操縦することは可
    能とは思えない、そしてこういうような曲芸的な
    飛行ができるはずがないというふうに言っておる
    と。

     それから、御承知のとおりこの四機の飛行機の
    フライトレコーダーもほとんど出てきていない。
    それから、ペンタゴンには監視カメラが八十何台
    ありますけれども、五機の監視カメラの映像が出
    てきただけで、ほとんど出てきていない。

     とにかく、今もごらんになっていただいたよう
    に、この一枚目は合成したものですけれども、今
    までペンタゴンに突っ込んだ飛行機の映像、機体、
    残骸等々は、一切これ実は我々の目に止まったこ
    とがないという非常におかしなこれは状況なんで
    すね。

     それで、大臣、市ケ谷に新しい防衛省がござい
    ますけれども、首都において、しかもニューヨー
    クにおいて飛行機が最初に突入してから一時間半
    ぐらいたってからペンタゴンに飛んでいるわけで
    すね、飛行機が。その間、その首都の防衛省に飛
    行機が突っ込むというようなことがあり得るんだ
    ろうか。そして、実際にこうした、今申し上げた
    ような状況が起こっているということについて、
    大変航空機にもお詳しい大臣でございますので、
    こういった事実についてどうお考えになるのか、
    それからこういったことが日本においてもあり得
    るとすれば、あるいは日本が同盟としております
    アメリカの防空体制がこういうことであるという
    ことも含めまして、今申し上げたような事例につ
    いて防衛大臣から見解をお聞きしたいと思います

    ○国務大臣(石破茂君) 御通告をいただいてお
    りませんのでその場の答弁で恐縮ですが、やっぱ
    り合衆国としても相当に意表をつかれたというこ
    とだと承知をいたしております。

     その後どうするようになったかといえば、こう
    いう事態が生起したときに空軍が上がる、そして
    またそれを撃ち落とすことあり得べしというよう
    な対応がこの後に定められたというふうに承知を
    いたしております。これがドイツにおきましては、
    憲法裁判所においてそのようなことは違憲である
    という旨の判示がなされたというふうに承知をい
    たしております。

     じゃ、日本ではどうなのだということでござい
    ますが、それはそのような飛行機がどの国籍なの
    か、それを乗っ取って操縦している者が何なのか、
    その意図が何であるのかということによって対応
    する法制が異なるのだと思っております。これが
    日本国籍の飛行機でなければ、領空侵犯措置とい
    うのは外国の航空機というふうに定められており
    ますから、これは該当しないのだろう。しかしな
    がら、単に高度をどんどん下げておるということ
    だけで我が国に対する急迫不正の武力攻撃という
    ふうな法的な評価ができるかといえば、それは困
    難な場合があるかもしれない。だとすれば、ぎり
    ぎり考えると、航空自衛隊に対して治安出動を命
    令するということしか今の法体系では難しかろう。
    さすれば、閣議決定等々の時間的な余裕をどう見
    るかという議論、そして航空機には多くのそれこ
    そ無辜の民が乗っておられるわけですから、その
    場合にどうするのかという議論はやはり私はして
    おかねばならぬのではないかと思います。

     昔々のことですが、児玉誉士夫という人の家に
    セスナ機が突っ込んだということがありました。
    あるいは全日空の函館行きの飛行機が乗っ取られ
    てパイロットが殺害されたという事件もありまし
    た。私どもはいろんなことに対して、そういうこ
    とがないのが一番いいのですが、いろいろな法整
    備というものは、そして運用というものは考えて
    おかねばならないし、もちろん国会の御議論を十
    分賜らねばならないというふうに考えております

    ○藤田幸久君 時間の関係で、もう一つ紹介した
    いのは、ニューヨークの事例でございますけれど
    も、このパネルをやはりごらんをいただきたいと
    思います。(資料提示)

     一枚目が、よく出てくる写真でございますけれ
    ども、この二つのタワーがハイジャックされた飛
    行機に突っ込まれたと。突っ込まれた直後なら分
    かるんですけれども、時間がたってから、これは、
    相当の距離に建物の物体が飛来しています。百五
    十メートルとか。爆発したかのようにいろんなも
    のが、残骸が飛んでいるこの映像でございます。

     その次の写真、これはたまたま本から持ってき
    たんですが、つまりこの二つのタワーからこれだ
    け遠いところまで飛んでいるんです。すごい距離
    飛んでいるんです、このいろんな残骸が。

     それから、これ三つ目の写真ですけれども、実
    は実際の救助活動に当たった消防士がビデオ上で
    実際に生に発言をしている部分、今日は映像が使
    えないんで写真でございますけれども、これは翻
    訳したものですけれども、まるでだれかがこのビ
    ルを解体するために計画的に爆発させたようだと、
    これは消防士が言っているんです。

     それからその次の、これ同じ消防士の方々です
    が、ボン、ボン、ボンと次々と爆発していったと
    いう証言をしております。

     それから、実は日本政府も関係をして、国土交
    通省と消防庁の方々が参加をした調査団が実は行
    っております。調査団に参加をした方々が日本人
    の女性にインタビューをいたしまして、そうしま
    したらその日本の女性の方が、実は自分が逃げて
    いく段階において爆発があったということをおっ
    しゃっておられるんですね。これが消防庁及び国
    土交通省が参加をした報告書にも出ているんです。

     それからもう一つ、この次の写真、これ見てい
    ただきたいと思います。

     これは、実はよくツインタワーと言われていま
    すように南のタワーと北のタワーのみが飛行機が
    突っ込んで崩壊したと言われておりますが、その
    第一、第二のタワーからワンブロック離れたとこ
    ろに第七ビルというのがございます。これは先ほ
    どお見せした地図、この地図に出ていますけれど
    も、第七ビルというのがブロック離れたところに
    出ています。あるんです。

     この第七ビルが、飛行機が突っ込んでから、朝
    ですね、現地時間で、七時間たった夕方、この今
    の第七ビルというものが崩壊しているんですね。
    崩壊したというのはこれ映像見ていただければ非
    常にはっきりするんですが、この写真ですけれど
    も、この写真の、ビルが四十数階ですけれども、
    ごらんください、こういう形で落ちているんです。
    五・何秒かで落ちているんです。五、六秒で。つ
    まり、真空において自然落下したぐらいのスピー
    ドでこの写真の建物がすとんと、歌舞伎のせり舞
    台を、せりが落ちるようにすとんと落ちているん
    です。しかも、この原形のまま崩れずに対称性を
    持ったまますとんとこれ落ちているんです。飛行
    機は突っ込んでないんですよ。火災によって七時
    間後にこんなビルがすとんと落ちているというこ
    とがあり得るかと。

     実は、これは九・一一コミッションレポートと
    いうアメリカ政府、議会が作ったレポートですけ
    れども、これは二〇〇四年七月にできたレポート
    です。このレポートに何と今私が申しました第七
    ビルの崩壊のことは触れられてないんです。触れ
    られてないんです、この中に、一切。

     それから、FEMAという危機管理の専門の団
    体がありますが、FEMAも調査をしましたが、
    そのFEMAの調査のレポートにおいてもこの第
    七ビルについて説明がされてないんです。

     これは、実は、もういろいろな方々が、この政
    府のあるいは議会のレポートも含めまして、この
    第七ビルというのが一番典型的でございます、こ
    れはおかしいだろうと、これはやはり多くの犠牲
    も出たことでございますから、調査をすべきだと
    いうふうに言われておるわけでございます。

     それからもう一つ、時間の関係で、プットオプ
    ションについて申し上げたいと思います。

     実は、この九・一一の直前に、つまり九月の六、
    七、八、九のウイークデーでございますけれども、
    このハイジャックされたUAという航空機の会社
    とそれからアメリカン航空それからこのツインタ
    ワーの大きなテナントでありますメリルリンチそ
    れからもう一つの会社に対してプットオプション
    が掛けられている。プットオプションというのは、
    後で浅尾さんにお聞きしたいと思いますけれども、
    要するにインサイダー情報を得て、このUAの株
    それからAAの株が下がることによってぼろもう
    けをしているんです。

     しかも、ぼろもうけをして、そういうことがあ
    ったということについて当時のドイツの連銀総裁、
    日銀総裁に当たる方ですが、エルンスト・ヴェル
    テケという方が、ニューヨークとワシントンの攻
    撃にかかわった人々が欧州の証券市場のテロ・イ
    ンサイダー取引にかかわって利益を得ようとした
    多くの事実が明らかになっていると。直前に航空
    会社、保険会社、商社や金や石油市場の不可解な
    売買が行われていると連邦銀行の総裁がここまで
    おっしゃっているんです。

     そこで、財務大臣、済みません、お待たせをし
    ました。こういうプットオプションが、こういう
    ことが行われたということはこれ大変重大な事実
    でございまして、こういったことが行われたとい
    うことについて、当時担当でなかったかもしれま
    せんけれども、政府として情報をお持ちであった
    のか、あるいはこういったことが起こったという
    ことに対してどういうふうにお考えかということ
    を額賀財務大臣にお聞きしたいと思います

    ○国務大臣(額賀福志郎君) 私は当時役職には
    就いておりませんでしたけれども、IPUの集ま
    りがあってアフリカのブルキナファソにいてこの
    事件を知りまして、急遽アメリカへ向かおうと思
    ったけれども、パリまで来たら飛行機が飛ばない
    ということで、事実については後で報道で知った
    のみでございます。

     今の先生が御指摘の点につきましては、報道が
    あったことは承知をいたしております。その上で、
    政府といたしましては、金融機関に対しまして本
    人確認の義務化、それから疑わしい取引の届出の
    義務化、それからテロ集団に対する資金供与は犯
    罪であるというようなことをきちっと決めまして、
    国際金融システムが悪用されるようなことがあっ
    てはならないという対応を取らせていただいたわ
    けでございます。

     いずれにいたしましても、テロは卑劣な行為で
    ありまして、断固として非難されなければならな
    いわけでございます。こうしたテロを防止してい
    くためには、一国だけではできませんので、国際
    社会がお互いに連携をして対応していかなければ
    ならないというふうに思っております

    ○藤田幸久君 高村大臣、済みません。
    これは金融の専門家であります浅尾さんにちょ
    っとお聞きしたいと思うんですが、つまりプット
    オプションというもののこれは相当の規模で情報
    を持って、そしていろいろな意味での経験がある
    人々がかなり事前情報を持って動かなければこう
    いったことは成立し得ない。そして、このことが、
    つまりアフガニスタン、パキスタンの国境にいる
    ようなアルカイダのテロ組織のような、私はどの
    程度の組織か分かりませんが、これだけの規模の
    ことをやるということがそれだけの組織、ネット
    ワーク等でできるものか。これはいずれにしまし
    ても大変な規模のオペレーションではないかとい
    うことの意味について金融出身の浅尾委員にお伺
    いをしたいと思います

    ○浅尾慶一郎君 御質問でございますので、プッ
    トオプションというものは、株価、株をある一定
    の価格で売る権利を買う商品だというふうに認識
    をいたしております。

     今の御質問の趣旨は、九・一一の前に、九・一
    一以降にそのユナイテッドないしアメリカンとい
    う航空会社の株価を、当然その事故が起きること
    をだれも知らないわけですから、その前提で売る
    権利を買っていた者が何者かいて、そして九・一
    一の事件があった後、ユナイテッド及びアメリカ
    ンの株価が暴落をしたので、大変な利益をその段
    階で上げる可能性があった、そういう取引があっ
    たということの御質問だと思いますので、そうし
    たオプションをもし情報を持って買っている人が
    いたとすれば、これは当然のことですけどインサ
    イダー取引になると思いますし、大変なことだろ
    うなというふうな認識を持っています。

    ○藤田幸久君 総理、当時、官房長官でいらっし
    ゃいました。先ほどどなたか答弁されておられま
    したように、多分今まで人類が経験したことのな
    いような出来事だったんだろうと思います。そし
    て、いろいろな情報が、その直後の数か月とかい
    うことではなくて、むしろ最近の方が情報が出て
    きている面がある。それが今ネット社会、映像社
    会においてこうした情報が開示をされてきている。
    しかし、今となってみますと、このそもそも二
    つの法案の原点でありますテロとの戦いの当時の
    情報そのものが、今日いろいろお話を伺っており
    ましても、きちっと私は精査されて分析をされて
    調査をされて、それに基づいて私はアメリカを中
    心としたこのオペレーションに加わっている、あ
    るいは犯罪であるというならば、犠牲者に対する
    捜査であり、あるいはその遺族に対する対応、そ
    してそういったことも含めた政府としての対応が
    私は取れているというふうに思っておりません。

     したがいまして、今ある意味では幸い給油活動
    が止まっているわけですけれども、この原点を見
    直して、そもそもテロとの戦いというものを安易
    にアメリカ政府の言わば間接情報だけで、あるい
    はそれを主にして参加をしているということにつ
    いては、余りにも私は犠牲が大き過ぎた。

     したがいまして、この検証をしっかりやり直す
    と同時に、本当にこのテロとの戦いというものが、
    本当の犠牲者はだれであって、私は世界の市民だ
    ろうと思っています。そして今、日本においては
    消えた年金とか消えた薬害肝炎の記録という話に
    なっておりますが、今日ここで私が申し上げた事
    実はこれ全部具体的な裏付けのある情報でござい
    ます。

     今日私が幾つか申し上げたのは、消えたブラッ
    クボックス、消えた機体そして消えた残骸そして
    消えた飛行機部品等でございますけれども、いろ
    いろな実はニューヨークの破壊をされた建物のい
    ろんな機材も残骸もどんどん運ばれてなくなって
    いるんですね。消えた残骸でもあるんです。です
    から、調査ができなかったと、十分というふうに
    FEMAまで言っているわけです。したがいまし
    て、私は、その検証をしていただいて、本当のテ
    ロとの戦いというものが何であるかということを
    しっかり見直して再構築をしていくことが私は、
    今、石破大臣うなずいておられますけれども、私
    は非常に重要な点ではないかというふうに思って
    おりますけれども。

     そういう意味での総理であり、当時の官房長官
    でもあられた福田総理、総理、ちょっとこちらを
    ごらんいただきたいと思いますが、当時やっぱり
    いろいろおかしいことがあるねというふうに実は
    当時の官房長官として福田さんがお感じになって
    いたという話を聞いたことがあるんですが、そう
    思われませんか。委員長、時間がないので、総理、
    お願いします

    ○内閣総理大臣(福田康夫君 )私はそういうこ
    とを言ったことはありません

    ○藤田幸久君 あと二分しかないので。
    それで、総理大臣、したがいましてこの原点の
    確認と、それに基づいたテロとの戦いにそもそも
    参加をすることの是非、方法、その基本的な問題
    について私今日いろいろ質問してまいりましたけ
    れども、その全体についての今後の、本当にテロ
    との戦いというものに参加をする根拠があるのか、
    そして必要があるのか、そして本当にテロを根絶
    するためにはどんな形の対応をしていったらいい
    のかについてお伺いをしたいと思います

    ○内閣総理大臣(福田康夫君) 我が国として、
    米国が明らかにした情報を含む各種情報を総合的
    に判断して九・一一同時多発テロはアルカイダに
    より実行されたものと、こういう判断をいたして
    おります。現時点でなすべきは、そのようなアル
    カイダ等によるテロを根絶することでございまし
    て、国際社会はそのために結束してテロとの戦い
    に努力を傾注していると、そういうことですね。
    そこで、昨年末に民主党が提出した法案も、こ
    れは安保理決議一六五九号を踏まえているという
    ことになっておりますけれども、これは、この一
    六五九号はアメリカ合衆国において発生したテロ
    リストによる攻撃に関連して採択された決議なん
    ですね。ですから、御党においてもそういう認識
    を持ってこの法案を提出されたというふうに理解
    をいたしておりますけれども、そういうことでご
    ざいますよね。

    ○藤田幸久君 国連決議以上にアメリカの情報に
    おいて先ほどの遺体確認それからテロとの戦い等
    も展開をしてこられたわけですから、したがって
    その参加自体の意味について聞いておるわけで、
    そしてその根絶のためには、今おっしゃっていた
    だいたような、本当にアフガニスタンの国民のた
    めになるようなテロ根絶の法案が必要だろうとい
    う関連だろうと思っておりますので、最後に、そ
    のテロとの戦いとそしてテロの根絶のためのこの
    法案であるという中身について、犬塚さんの方か
    ら今日の流れを含めまして答弁をいただきたいと
    思います

    ○犬塚直史君 今いろいろと藤田議員が御指摘に
    なったいろいろな問題がある中で、やはり一番考
    えなければいけないのは、現実にアフガニスタン
    で暮らしている方々が安心をして生活の心配なく
    暮らしていけるようになることがテロ根絶の正に
    根幹の部分だろうと思います。ここのところをき
    ちんと議論しないで、後方のまた後方でやってい
    る給油を続けるのかそうでないのかということだ
    けに意見を集中させてしまって全体を見ない、正
    に当事者意識を持たないで法案を審議することは、
    私は一番の問題だろうと思っております。

     この法案はあくまでもアフガニスタンの平和と
    安定のために作るべきものでありますので、我が
    国がこれを機会に当事者意識を持って本当の根絶
    法案を可決するように、我が党からもお願いをし
    たいと思います

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