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NHK「映像の世紀 9・11あの日が変えた私の人生」に友人二人が登場2024年09月11日

 9月9日のNHK「映像の世紀 9・11あの日が変えた私の人生」を視ました。米国同時多発テロで息子を失った二人の父親のその後の人生をたどるものです。
 白鳥晴弘さん(写真2、右)は、息子が殺された理由を知りたいと、テロの首謀者ビンラディンへの手紙を携えアフガ二スタンに向かい、手紙をアルジャジーラの支局に託しました。米国の報復爆弾で足をなくした少年(写真3)に「君の前に米国人の少年がいたらどうする?」と聞くと、「同じ目に遭わせてやる」と「復讐」を唱える少年。白鳥さんは「憎しみの連鎖を起こしてはならない」と、度々アフガニスタンを訪れ子供支援プロジェクトを行ってきました。現在は経営する居酒屋でウクライナ避難民(写真4)を受け入れています。
 住山一貞(写真5)さんは、富士銀行(現みずほ銀行)の社員であった息子を亡くしたテロの記憶を風化させまいと567ページものアメリカ政府の報告書を10年がかりで翻訳して出版しました。
 私は超党派の議員グループを結成して、9・11被害者のご家族、グアム島の無差別殺傷事件のご遺族、チュニジアで被害に遭ったご家族からのヒアリングを開催しました。(写真6。左から白鳥さん、住山さん)その結果2016年に「国外犯罪被害者弔慰金等の支給に関する法律」が成立しました。死亡で200万円、重度障害者で100万円の支給が確定しました。今自民党総裁選に出馬している林芳正議員と小林鷹之議員、立憲民主党代表選に出馬している泉健太議員などが支援して下さいました。