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  • 【2008年8月25日】

    本日は日本政府が行っているODAの現場を視察しました。


     


    植民地戦争記念病院小児科病棟建設計画では、最大650床のベッドを持つ南太平洋最大の同病院が、需要が増える中での新病棟の建設について説明を受けました。子供が多いということは社会に活気があることで、様々な人種の母親達が家族全体で新生児の誕生を祝い、大事に育てている姿に人の幸せの原点を見ることができました。


     


    フィジー国新医薬供給センターでは、医薬品、リネン類、X線検査消耗品などを太平洋諸国に供給しています。ここで驚く話を聞きました、ワクチンは日本製がフランス製などに比べて100倍近くも高いということです。日本では医療費の約3割を医薬品が占めるほど高いという話は聞いていましたが、許認可制度の複雑さなどもあってワクチンがこれほど高くつくとは知りませんでした。


     


    午後は南太平洋大学を視察しました。近隣12カ国の資金により設立されたこの大学の情報通信技術センターを日本政府が援助しようとしているもので、島という距離の不利を克服し、英語力やインターネットの利点を活かすこの試みは今後極めて有望だと思いました。この大学の海洋研究施設で、60歳代のシルバー・ボランティアのお二人が、海老などの養殖や魚介類の蒲鉾作りなどを若い学生達に熱心に教えている姿に感激しました。この方々の心意気と情熱には「シルバーではなく、ゴールド・メダルを差し上げたい」と、レセプションの挨拶で申し上げました。


     


    長谷川さんという男性は、柔道を教えていますが、フィジーの女性が北京オリンピックに出場できるほど柔道のレベルが上がっている姿を頼もしく感じました。


     


    ところで、フィジーは200612月に軍事クーデターが起き、暫定政権のバイニマラマ首相と追放されたガラセ前首相との間で対立が続いています。オーストラリアやニュージーランドなどは「事態が悪化すれば、フィジー在住の自国民の救済のために軍隊を派遣する」と表明するなど、暫定政権に対して強引な圧力をかけていますが、却って事態を複雑にしているような気さえします。


     


    こんな折、私が関係するMRA(IC)のフィジーの友人達の奨めもあって、視察団とは別に、議員数名で 両グループの代表と内々会談することができました。ガラセ前首相と、暫定政権のバイニマラマ首相の側近のサイード・カイユム司法大臣兼検事総長です。また仲介活動を行っているキリスト教グループの事務局長やNGOの代表とも個別に会うことが出来ました


     


    二人の首相はキリスト教会のリーダーの仲介で今年2回直接会談を行いましたが、その後は再び両者の批判合戦が続いています。国連やEUなども含め仲介と妥協への環境作りが進められています。私は両者に対し、こうした対立で最も困っているのは国民であり、これまでの立場を超えて国民生活のためにステーツマンシップを発揮して頂きたいと懇願しました。


     


     


    (右から)、森まさこ、亀井亜紀子、溝手顕正、水戸将史


    の各議員)


     


     


               (ガラセ前首相と)


     



       (サイード・カイユム司法大臣兼検事総長と)


     


     


    (国際MRA(IofC)の仲間と。


     私の隣が仲介活動を行っているラトゥ・メリ種族長)


     


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