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故・長男幸英の40歳の誕生日2022年11月20日

11月19日は長男幸英の40歳の誕生日でした。彼は25年前、15歳の誕生日を前に帰省先のマンションの階段から誤って転落して昇天しました。  亡くなる前日「僕は将来、5年生のときに難民キャンプやポル・ポト派の虐殺現場を見たカンボジアで援助活動をしたい」と言っていました。そこで、お骨の一部を分骨し、カンボジアの親友ソン・スーベールさんが営む孤児院のお墓に埋葬していただきました。  水泳の金メダリスト北島康介選手は、東京の中学校で息子の同級生でした。彼の活躍をテレビで見るたびに、生きていれば幸英はこの位になるのだろうと想像しながら、応援していました。  私が国会議員としての初仕事であった、日本政府の対人地雷禁止条約(オタワ条約)加盟の直前であり、オタワでの調印式に出席する小渕恵三外務大臣が、私の東京の自宅まで弔問に駆けつけて下さいました。とても心の温かい首相でした。  幸英は底抜けに明るく、いたずら好きで、格好よく生き抜けた人生でもありました。 私にとっても、この25年間、国会や、政府、命の現場での活動、そして落選や苦労もありましたが、彼がその全ての場面で一緒に支えてくれたのだと思います。今日、墓前でそのお礼を言って来ました。毎年お花を送って下さる彼の同級生の皆さんに深く感謝しながら。  これからも、妻玲子や家族に助けられながら、人のお役に立つ人生を送っていきたいと思います。