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  • 【2008年8月13日】

    国連などの関係者によると、グルジア問題は、日本で報道されているよりはるかに大きな国際問題と化しています。紛争が勃発した87日以来、週末を含め毎日国連安保理が開催され、米ロ間の激しい対立に至っています。


     


    ロシア軍は、グルジア軍が展開した2つの自治州以外にも攻撃をかけ、首都トビリシへの空爆や黒海艦隊による作戦も開始しています。これは、国境紛争の域を超えて、ロシアが親米的なサーカシビリ大統領の転覆を狙っている模様です。「グルジアが先に侵攻し、2千人の市民を虐殺した。責任はグルジア大統領にある」とロシアが同大統領の戦争責任論を展開し、同大統領は、「ロシアは小国に対する民族浄化を行っている」と反撃しています。


     


    安保理の公式会議でも国連のアメリカ大使とロシア大使との間で激しい応酬が行われています。冷戦時代に戻ったようなロシアの行動は、ロシアの隣接諸国はロシアの覇権下にあるという「限定主権論」を根拠にしています。


     


    オリンピックの女子射撃で銀メダルと銅メダルを獲得したロシアとグルジアの選手が抱き合って友情を確認し、戦争を起こすのも止めるのも政治家。ちゃんと話し合ってほしい」と語ったことを生かすべきです。


     


    そこで私は、これは今後の日米関係や北方領土問題を含む日ロ関係に大きな影響を与える問題であり、早晩アメリカや西側諸国は日本に同調を求めてくることになるが、これだけの大きな国際問題には、近い将来政権を担う民主党としても声明等の発信が必要と思われます、と民主党幹部に提案しました。


     


    具体的には、国連事務総長談話等を生かした以下のポイントを提案しました。


    1 即時停戦


    2 当事者間対話による平和的解決


    3(87日以前の)原状回復と主権と領土保全の維持


    4 避難民の移動及び人道物資到達のための人道回廊の設置


     


     その結果、民主党は以下の談話を発表しました。


     


     


    グルジア情勢について(談話)


     


    民主党『次の内閣』ネクスト外務大臣 鉢呂 吉雄
      ネクスト防衛大臣 浅尾慶一郎


     


     グルジアの南オセチア自治州を巡るロシアとグルジアの軍事衝


    突によって、多数の市民の死傷者や避難民が発生し、また、グル


    ジア各地に戦火が拡大していることを深く憂慮する。すべての当


    事者が武力行使を即時停止し、衝突をこれ以上エスカレートさせ


    ることなく、対話によって事態を収拾することを強く求める。


     南オセチア自治州は、グルジアからの分離独立を求めており、こ


    れまでも散発的な衝突が繰り返されてきた。折しも北京オリンピッ


    ク開幕の日に、大規模な戦闘が開始されたことは、極めて残念で


    ある。


     民主党は、人道的見地から、一刻も早く市民の流血を止め、領


    土保全の原則に則って、問題が平和的に解決されることを強く望


    む。日本政府は、国連安全保障理事会の動向も注視しつつ、国


    際社会と緊密に連携し、ロシア・グルジア両国に対する働きかけを


    一層強めるべきである。


     


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