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講演会『支援を通して深まるウクライナと日本の絆』開催2022年08月12日

 国際IC日本協会の「心の開国 ウクライナを通してみる日本」連続講演会の第1回が8月11日に開催されました。日本ウクライナ友好協会(KRAIANY)の片岡ソフィヤさんが、「支援を通して深まるウクライナと日本の絆」とのテーマでお話し下さいました。首都キーウ生まれで、1993年に来日し、大学時代を除いて現在まで日本で生活しています。現在は会社勤務のかたわらKRAIANYの支援活動を行っています。
 先ずソフィヤさんは、「ウクライナは100年以上ロシアに侵略されてきた」(写真②)という資料を使って説明してくれました。報道などではわからない具体的な歴史を教えてもらい大変勉強になりました。
 ウクライナ避難民に対する支援(写真③)では、産婦人科のかかり方、日本の法律と税金といったきめこまかな支援をしていることに頭が下がりました。産婦人科というのは避難してきている人々に女性が多いことが背景です。また戦禍の地下壕で生活してきた子供たちの心のケアが重要だとの話でした。
 そして日本人と、日本在住のウクライナ人、避難してきたウクライナ人との三者による連携を「私たちのビジョン」(写真④)として活動しているとの報告でした。ウクライナは素晴らしい観光地が多いことも紹介頂きました。(写真⑤)詳しい報告は改めてさせて頂きます。
 次回第2回は8月28日(日) 10:00~11:30 難民を助ける会の長有紀枝会長による「インドシナからウクライナへ 心の開国を考える~」です。是非ご参加下さい。