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地元の挨拶回りと国会運営2013年01月14日

毎日、県内各地の新年会を回っています。2年前の秋からは財務副大臣として地元に帰ることが少なく、地元の皆さんとの交流がいかに少なかったかを実感しています。6年前に参議院議員に当選してからほとんど足を運べなかった地域もあり、その空白のツケの大きさにも思い知らされます。

振り返ってみると、6年前に「衆参のねじれ」が誕生して以来、当時の自公政権は、インド洋での給油活動を決める法案に関する衆議院での3分の2による再可決などを想定して、12月28日までの国会や、1月5日からの国会開催といった異例の長期開会も何度か行われました。

また、民主党政権誕生後の3年前の参議院選挙で民主党が敗北してからの逆のねじれが生じてからは、赤字国債発行を決める特例公債法の採決のために、通常国会が8月や9月まで開会といった長期国会ともなりました。

通常と異なる国会運営が、国会議員が地元に帰り、現場の生の叫びを充分反映できなかった一面も否定できず、真の国益のための与野党を超えた国会運営が必要だと改めて感じます。

7月に行われる参議員選挙には、何人かの新人候補の出馬が予定されますので、一生懸命地元を回って備えたいと思います。