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医療過疎の鹿行地域、医師不足と人口減対策が急務2020年05月04日


茨城新聞に、医療過疎の鹿行地域のコロナウイルス対策のルポが連載されました。私は、鹿行や周辺地域の全ての市長と町長を初め、諸岡信裕茨城県医師会長、松倉則夫鹿島医師会長、小山記念病院小山典宏理事長、神栖済生会病院佐久間正敏事務部長他10以上の医療機関を訪問し、医療現場の実態を学ぶとともに、様々な支援活動を行ってきました。
また、三井石根先生作成の「新型コロナウイルス自己診断マニュアル」の配布活動も行ってきました。
自ら病院の入口で検温検査を行ったという、神栖済生会病院の中村慶春院長は、感染終息には「行政が成果が見える枠組みを作成し、指導力を発揮してほしい」と述べています。
これは、有事の対応であって、医師充足度全国310位とワースト水準にある、鹿行地域の医師不足と人口減対策という平時の抜本的な社会政策が必要であると強く感じます。地方の農業、中小企業、商店などを切り捨てて、東京一極集中を招いた政治を変えることです。また私たちの生活を見直すチャンスです。コロナウイルスによって地方の良さを認識している人が増えているのが光明です。