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12日に、沖縄等米軍基地問題議員懇談会を開催しました2019年04月13日

12日に、沖縄等米軍基地問題議員懇談会を開催しました。私は会長代行です。  沖縄県による埋め立て承認撤回の処分について、国土交通大臣が防衛省の求めていた行政不服審査を認めた理由や、承認撤回処分取り消しの判断を下した理由について、国土交通省などからヒアリングを行いました。  国交省からは、沖縄県による承認撤回を取り消すにあたって国交省の見解を示した裁決書と、軟弱地盤改良工事実施の可否を判定した鑑定書が提出されました。これは、地盤工学が専門の日下部治・東京工業大学名誉教授が執筆したもので、『約40年間にわたる研究経験、学会経験その他技術的活動経験によって得られた知見と参考文献に示した論文等の記述を総合的に勘案し判断した意見を記述したものである』とされています。  しかし、日下部さん一人の見解を基に、国交省は軟弱地盤改良工事の実施が可能と判断したことと、その判断をした評議員とは、国交省の職員一人だということも明らかになりました。    複数の意見を元に判断すべき重大なことを一人の学者と一人の国交省職員で決めてしまうという許しがたい事実が明らかになりました。  追及を続けて参ります。