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ワシントンで訪問活動を開始しました2016年02月15日
【PDF】1602訪米報告(ワシントン・ニューヨーク)昨日から古川元久衆議院議員、民主党樋口国際部長とワシントンでの訪問活動を始めています。国際通貨基金(IMF)古澤副専務理事は、私が財務副大臣の時に支えて頂きました。
アメリカ労働総同盟(AFL・CIO)本部を訪れ、ワーキング・アメリカという一般市民に対する草の根の相談活動について教えて頂きました。連合から派遣されている山口一等書記官にも同席して頂きました。
ジョージワシントン大学のマイク・モチヅキ教授、笹川平和財団のジェフリー・ホムング、トビアス・ハリスさんと外交・安保問題に関して意見交換しました。
AFL-CIOで、ワーキング・アメリカの活動について聞き、意見交換をしました。
ホワイトハウスで国家安全保障局のジョンストン日本部長と意見交換しました。
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長と懇談しました。私にとってグリーンスパン議長、バーナンキ議長との会談にに続いて三度目の訪問です。
沖縄県ワシントン駐在事務所の平安山所長を訪問しました。沖縄県の大使として活発に活動されています。
戦略国際問題研究所(CSIS)のハマレー所長と意見交換しました。安全保障政策などについて柔軟な認識を持っていることに感銘を受けました。
アメリカ議会調査局の研究員と懇談しました。毎年数回日米関係に関する報告書を提出しており、最近も沖縄問題や慰安婦問題について突っ込んだ報告書を表わしています。
Center for american progress(CAP)のニーラ・タンデン所長他との円卓会議に出席しました。タンデン所長はヒラリー・クリントンが大統領に就任すれば閣僚クラスのポストにつくと言われている側近です。グレン・フクシマ副所長や民主党のシンクタンクNational Democratic Insttitute (NDI) の幹部、マイケル・シーファー元国防次官補なども出席してくれました。
ライシャワーセンターのケント・カルダー教授とデミング元駐日公使と懇談しました。親日家の二人は、いわゆるジャパン・ハンドラーと異なり、真に日米関係の改善に努力して下さっていることに頭が下がります。私が米国元捕虜の招聘活動のイニチシアチブをとってきたことをカルダー教授が評価して下さいました。
ジョン・ガラメンディ下院議員と1時間以上意見交換しました。人権派の議員であり、アジアの問題に取り組んでおられます。
リチャード・アーミテージ元国務副長官と日米関係、朝鮮半島問題、中国問題、沖縄問題、憲法改正問題、野党統一問題などについて約50分間意見交換しました。
2月4日はThe National Prayer Breakfast( 国家祈祷朝食会)に出席しました。1942年以来毎年1回開催され、大統領、下院議長、米軍参謀長などが必ず出席する会です。私は3回目の出席で、世界各地から約3000人が出席しました。今回が大統領として最後となるオバマ大統領は、「難しい決断をしなければならない時には、心の中の恐れを克服し、欲望に負けずに、愛の力によって決断しなければなりません。相手から最悪のものを引き出すのではなく、最善のものを引き出すことが必要です。指導者として謙虚さと慈悲の精神で正義を探求します。」と演説し大きな起立喝采を浴びました。
2月4日のThe National Prayer Breakfast( 国家祈祷朝食会)ではポール・ライアン下院議長なども演説し、私のテーブルではロジャー・ウィッカー上院議員とアミー・クロブチャー上院議員がホスト役を務めて下さいました。
ジャニー・ハーン下院議員と再会しました。この人の叔父にあたるロバート・フォックスさんは茨城キリスト教大学の創設者の一人です。
世界宗教者平和会議(WCRP)のベンドレー事務総長と杉野事務次長を国連本部前の事務所に訪ねました。世界各地での紛争解決の努力に頭が下がります。
旧知の吉川元偉・国連日本代表部大使、岡村善文大使。国連事務次長兼国連開発計画危機対応局局長の中満泉さんと懇談しました。今まで一緒に仕事をしたこともあり、お互いの近況報告に多くを費やしました。国連で活躍される三人の活躍を誇りに思います。
ノーベル経済学賞受賞者のジョゼフ・スティグリッツ教授と懇談しました。経済成長が格差を拡大させていること、戦争経済が多くの紛争をもたらしていること、TPPが一部の企業の利益の為に多くの国民の生活に犠牲を強いていることなどを率直に語って下さいました。そこに私の長年の親友であるカンボジア野党第1党のサム、レンシー党首夫妻が合流しました。昨年11月に日本を訪れてから、フン・セン首相の妨害で帰国できない状況が続いていますが、米国議会やCSISなどで講演に招かれ、支持を拡大しているようです。その後スティグリッツ教授のお宅に夕食に招かれ楽しい一時を過ごしました。
ニューヨークでの最終日は911メモリアルホールを訪れました。日本大使館の宮川さんんと石井さんの案内です。私は911の日本人被害者やニューヨークの消防士の犠牲者家族の支援活動を行ってきただけに、胸に詰まる思いでした。戦争とテロと憎しみの連鎖を断ち切る切ることが最も大切であると改めて感じました。
昨日は雪のセントラルパークというごほうびを頂きました。世界最大の都市公園です。もちろん二番目は水戸の偕楽園です!今話題のトランプ・タワーの前でも一枚。
無事アメリカから帰国しました。国務省では、ソン・キム国務次官補とジョセフ・ヤング日本部長と会談しました。旧知のソン・キム国務次官補は前駐韓大使で、年末の慰安婦問題に関する日韓合意を評価する一方で、北朝鮮の行動に懸念を示していましたが、北朝鮮がミサイルを発射したというニュースが入り残念です。日韓米の連携が重要です。
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