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2015年06月02日6月2日参議院外交防衛委員会にて質問しました

6月2日、外交防衛委員会にて以下の項目について質問しました。詳細は、本文最後にある「2015/06/02参議院外交防衛委員会における藤田幸久の質疑議事録」をお読み下さい。

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1.文官統制・文官優位について

1) 中谷大臣は著書『誰も書けなかった防衛省の真実』の中で、文民を代表する大臣と現場制服組との間に内局が介在しており、情報遮断など意思疎通が取れない問題を指摘しており、この認識について質問しました。中谷大臣は、この本で述べているのが本音であろうが、それに反して、文官が制服組を統制する従来の政府方針を貫くのか、否かについて質問しました。

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2) 文官統制あるいは文官優位が存在するという佐藤総理、竹下総理など歴代総理の答弁に関して、中谷大臣はこれら歴代総理の答弁についてまともに答えていないので、再度言及しました。 残念ながら、中谷大臣の答弁は非常に曖昧なまま終わりました。

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3) 1997年に橋本総理の指示で久間防衛長官は、「国会答弁は幕の人間ではなく内局の人間が行う」という長年続いていた訓令を廃止しました。ところが、その直後、「保安庁の長官官房及び各局と幕僚監部との事務調整に関する訓令を廃止する訓令の制定について(1997.6.30防衛事務次官通達)」が出され、「国会における審議等は基本的に内部部局が対応し、各幕等は軍事専門的、技術的事項その他権限と責任を有する事項について対応してきた。組織的一体性・整合性を図る観点から、今後ともこれらの点に変わりはない」と、結果的に制服組の国会答弁を阻止しました。この防衛事務次官通達は今も生きているのか?こうした重要なことを事務次官が通達で対応したことを中谷大臣はどう思うのか?質問しました。 2008年には浜田防衛庁長官が「事務次官通達はありますけれども、自衛官の国会での答弁というのは、私自身はあり得べしというふうに思っている」という答弁があり事態は進展を見せましたが、中谷大臣の今回の答弁は「事務次官通達は生きている」と答弁し、彼の著書でのべているような本音と異なり、制服組の国会答弁は、「国会がお決めになることですと」逃げた答弁に終始しました。少なくとも防衛省側から否定することはないとの余地を残しました。

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2.安保関連法制について

29日に、私の要請で民主党に提出された資料に、平和、独立、安全、事態、存立の意味が記されている。この中の「平和」の意味は「戦争がなく世が安穏であること」とあり、「安全」の意味は「物事が損傷したり、危害を受けたりするおそれのないこと」としているが、衆議院で審議中のいわゆる「平和安全法制」は「世の安穏」や「おそれがない」こととは反対の方向に進んでいるのではないか?と中谷防衛大臣及び定義については法制局長官に対して質問しました。

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3.新ガイドラインについて

20日の参議院本会議での私の質問に対し、岸田外務大臣は、「新ガイドラインのうち、平和安全法制に係る法案が御承認いただける場合に実施可能となるものとして、例えば日本以外の国に対する武力攻撃への対処行動の部分で記述された日米協力について」と答弁しました。他に、法案が承認された場合に実施可能となるものを全て挙げるよう質問しました。

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4.アジア安全保障会議について

5月29日から31日までシンガポールで開かれたアジア安全保障会議では、中国が南シナ海で進める岩礁埋立てや施設建設を巡って、米国の中止要請に中国が強く反発しました。

中谷大臣はこの会議で、中国を含む各国が責任ある立場をとるよう訴えたが、南シナ海の現状や今般の会議に際しての米中のやりとりについてどのように認識しているのかを質問しました。

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2015/06/02参議院外交防衛委員会における藤田幸久の質疑議事録