藤田幸久　ふるさと集会　開催2014年09月19日

「格差と貧困からの脱却」
　19日水戸の三の丸ホテルにおいて、「藤田幸久ふるさと集会」が開催されました。多くの皆さんの参加に心からお礼を申し上げます。
　私は、「格差と貧困からの脱却」というテーマでお話させて頂きました。急激な円安になっていますが、円安のメリットよりも、円安の脅威が台頭しているからです。ここ13ヶ月間の実質賃金のマイナスに加えて、生活苦、貧困化が加速しています。
　安倍政権は株価の維持に躍起になっていますが、これは外国の投機筋、ヘッジファンドによる買い越しがここ１年半で16.2兆円などであることが大きな実体です。成長産業を育てるための投資ではなく、売るために買っているマネーゲームによる株高です。最近あるアメリカのヘッジファンドの幹部は、「超金融緩和と財政出動による円安誘導は、日本人に中長期的に幸福をもたらさない」と語っています。金融機関からの貸し出しが増えない構造が続いています。

「格差の被害者」
　格差による最大の被害者の一つは子供です。親の所得や学歴が子供の学歴に影響し、貧困の連鎖が次世代に繋がっています。
　次の被害者は非正規雇用者です。所得が低く、結婚も難しく、労働災害が増え、年収２００万円以下で生涯非正規となる人も増える流れです。
　三つ目の被害が東京と地方との格差です。
　地方のガソリンスタンド、薬局、不動産会社、運送会社、酒販店などが減り、空き家も増え、深刻な問題になっています。小泉・竹中路線の加速化です。
　今週ショッキングなことがありました。常陸大宮のガソリンスタンドで給油したところ、「最近普通車で、200円分とか、300円分の給油を求める客が増えている！」とのことでした。ここまで貧困が深刻なのです。

「格差が経済成長を妨げる」
　最近欧米で、格差が経済成長を妨げるという分析が多くなっています。
　資産・所得格差が世襲化し、消費が下落し、労働災害が増加し、犯罪や不正に対する監視コストなども増加する、などがその理由です。

「軍拡とマネーゲームが格差の元凶」
　イラク、アフガンでの戦争に続き、昨年からシリア、ウクライナなどでの戦乱が拡大しています。世界的な戦乱の拡大や軍産複合体の動きとマネーゲームが世界の格差と貧困を拡大させています。
　こうした問題を止めるために全力で取り組んでいきたいと思います。

「常磐コリドー（回廊）」
　茨城県の将来について一つ提案をさせて頂きます。アメリカ東海岸のボストンからワシントンにかけて東回廊という産業地域があります。近々完成する圏央道や北関東自動車道も含め常磐道と常磐線やつくばエクスプレスを含む広大な面は、神奈川県、千葉県、埼玉県以上に成長産業誘致、大規模先端農業開発、環境重視住宅、学術都市開発などを可能とする潜在力があります。これらを活かす常磐コリドー（回廊）構想を提案したいと思います。

　写真は、主催者と呼びかけ人を代表して

小林元藤田幸久後援会会長	田村陽一茨城県税理士政治連盟会長
大槻和夫茨城県酪農業協同組合連合会会長	連合茨城和田浩美会長
宮田満男水戸倫理法人会会長

　首長の代表として、以下の方々からご挨拶を頂きました。

橋本昌知事代理羽鳥峰翁秘書	本間源基ひたちなか市長
小田木真代高萩市長	前場文夫結城市長
山田修東海村長

　他に、常陸大宮市、那珂市、笠間市の副市長にもご出席頂きました。

小林元藤田幸久後援会会長	田村陽一茨城県税理士政治連盟会長
大槻和夫茨城県酪農業協同組合連合会会長	連合茨城和田浩美会長
宮田満男水戸倫理法人会会長

郡司彰民主党参議院議員会長に乾杯を お願いしました。	佐藤光雄県議他、市町村議員の方々も 駆けつけて下さいました。
司会は福島伸享前衆議院議員に務めて いただきました。	孫のゆきのも、おもてなしをしてくれ ました。

　団体を代表して、以下の方々からご挨拶を頂きました。

萩原英彦日本公認会計士協会東京会茨城支部長	森永和男茨城県歯科医師会会長
橋詰芳明茨城県不動産政治連盟会長	廣瀬淳一茨城県酒造組合会長
鈴木啓太郎立正佼成会茨城支教区長	小室孝義茨城県土地家屋調査士政治連盟会長