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10年前に対北朝鮮との交渉場所としてスウェーデンを提案2014年06月01日
拉致問題に関する日朝局長会議の場所としてスウェーデンが選ばれ たことが話題になっています。実は10年前の2004年5月に私 は民主党国際局長として菅代表とともにスウェーデンを訪問しまし た。パーション首相などと会談し、年金制度などについて学び、後 の所得比例年金などの政策作りに役立てました。
その後拉致被害者の曽我ひとみさんの夫で、北朝鮮に残っていた元 アメリカ兵のジェンキンスさんを出国させ、最終的に曽我さんのい る日本に入国させることが重要課題となりました。まずは、ジェン キンスさんを出国させ、第三国で曽我ひとみさんと再会させること が課題となりましたが、一つの問題は、米国の法律では逃亡兵とし て軍法会議にかけられることになるジェンキンスさんの入国を認め 、かつ米国に送還しない国を探すことでした。
当時私は在日スウェーデン大使館と様々な交流があり、北朝鮮に大使館を持ち北朝鮮との信頼関係のあるスウェーデンにこの二 人が再会するため入国を受け入れることができないかを打診しまし た。そして内々に、ジェンキンスさんを受け入れ、かつ米国に送還 しない方法と政治的な意思もあることを確認できました。そこで、 党の幹部とも相談の上、自民党政権の首相官邸にその情報を伝えま した。そして、その内容について私に連絡してきた外務省の担当者 が現在の斎木事務次官です。結果的に、ジェンキンスさんと曽我ひ とみさんはその年の11月にインドネシアで再会し、その後日本に 入国することができました。
当時外務省は北朝鮮とのコンタクトポイントとしてのスウェーデン の認識はあまりない印象でしたが、その後、小泉首相が2006年 に首相としてスウェーデンを訪問しました。当時の私たちの動きが 今回のスウェーデンでの日朝局長会議に繋がったかはわかりません が、こうした中立国の存在をもっと活用すべきです。
その後拉致被害者の曽我ひとみさんの夫で、北朝鮮に残っていた元
当時私は在日スウェーデン大使館と様々な交流があり、北朝鮮に大使館を持ち北朝鮮との信頼関係のあるスウェーデンにこの二
当時外務省は北朝鮮とのコンタクトポイントとしてのスウェーデン
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