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  • 【2014年4月22日】

    4月21日、アメリカでは、「日本とのTPP交渉を強固な姿勢で臨むべきだ」との書簡がフロマン交渉代表及びビルサック農務長官に送られています。
    TPP Agriculture Market Access Letter – April 21 2014 – Amb Froman Sec

    本文の訳は以下の通りです。

    (仮訳:藤田幸久)
    2014年4月21日
    マイク・フロマンUSTR代表
    トム・ビルサック農務長官

     

     我々は、TPPを含む野心的な貿易交渉を含む米国の農業輸出に関する市場アクセスの改善に対する、これまでの努力を支持するものです。我々はそうした努力を支持する一方、TPPメンバーである日本が農産品に関する市場アクセスに対する包括的な提案を行っていないことを憂慮するものです。

     TPP交渉は将来の貿易協定の重要な基準を決定すると共に、農産品における前向きな成果があれば、将来の数十億ドルの輸出と数十万人の雇用につながるものです。しかし、この成果は日本と他の米国の貿易パートナー諸国が、日本が提案しているセンシティブな品目を大きく除外することなく貿易障壁全体に対応することに合意できればの話であります。

     センシティブな農産品に関する特別の扱いは、これまでの貿易協定における米国による要求や、日本がTPPに招かれた際に与えられた約束に反するだけでなく、他の11国が慎重にバランスを取った譲歩をも否定することになります。もし、日本の除外が認められるならば、他のTPP諸国も同様の扱いを求め、合意全体が解体してしまう危険性に至ることとなります。

     我々は、昨年合意された特定の農産品に関する修正輸出協定成立を含む、日本に対する市場アクセスの拡大に関するこれまでの努力を推奨します。我々はここに、日本が関税と農業の非関税障壁の撤廃に合意しない限り、日本の参加に関するTPP交渉を停止しないという確約を求めるものです。

     我々は、両閣下の高いレベルの21世紀の貿易協定に関する努力を了とし、全ての市場アクセス問題が適切に処理されて前進することを確かにするために、お二人と共に働くことを期待しております。

     

    本書簡の特徴は

    1.   貿易問題に権限を持つ、下院歳出委員会のSmith,Kind両議員及び、Hertzler, Costa議員が他の同僚議員に呼びかけている。 賛同者が60人から更に増える可能性あり。

    2.   既にTPPやFast Trackに反対してきた議員は5人だけで、他の大多数はTPPとFast Trackの支持者達である。 署名者の中には強力なTPP支持者がいる。オバマ大統領がFastTrackやTPPを通過させようとして、貿易の権限を持とうとするならば、特に必要な票田の議員達である。

    3.   日本の関税と非関税障壁を全面的に撤廃すること以下は認めないことを米政府に要求している。 そして、こうしたことに対するフロマン代表とビルサック農務長官からの確約を求めている。

    4.   先週と異なり、今日は牛や豚だけでなく、米や麦なども対象としている。

    5.   2人の責任者そしてオバマ大統領に対して、ゼロかTPP脱退の二者択一を、直接的かつ乱暴に指示する内容である。

     

     TPPは交渉事ということもあって、米国の動きを内閣官房や外務省も把握しているのか、また最近の読売新聞の9%の関税比率と明記される報道などがあり、省庁間の情報管理はどうなっているのかなどを岸田外務大臣と小泉政務官に問い質しました。

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     質問の詳細は後日ブログにアップしますが、TPPの交渉は非常に厳しい環境にあると言えます。

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