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「原爆投下は懲罰」と広島原爆記念碑碑文2013年05月24日
韓国の中央日報が日本への原爆投下を「(神の)懲罰だ」とする記事を掲載しました。第二次大戦末期のドイツ・ドレスデンへの空襲を「ユダヤ人の復讐だ」、広島、長崎への原爆投下については「日本軍国主義へのアジア人の復讐だった」と述べています。
私は、これに対し、広島の原爆記念碑の碑文のことを伝えたいと思います。この碑文は、「安らかにお休みなさい。過ちは繰り返しませぬから」と記されています。これは元々「過ちは繰り返させませぬから」と記される予定だったものを、当時の浜井市長が、今のように変更したのです。
「繰り返させませぬから」、というのは原爆を投下したアメリカを批判することですが、「繰り返しませぬから」というのは、この悲劇をもたらした人類全てが一緒に反省して、このような悲劇を繰り返さないという誓いをあらわしたものです。
憎しみの連鎖を繰り返さないという、人類全体への素晴らしいメッセージなのです。こうしたレベルでの交流が隣国間でますます重要です。勿論第二次大戦に関する、日本の指導者と国民の謙虚な反省が前提です。
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