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ラグビー日本選手権でNZ地震の募金活動2011年03月01日

 27日、ラグビーの全日本選手権決勝が、秩父宮ラグビー場で行われましたが、それに先立ち、「ラグビーワールドカップ2019日本大会成功議連」の結成セレモニーが行われました。グランドのピッチの上に11人の議員が並び、西岡武夫会長(参議院議長)が、秩父宮ラグビー場の大幅拡張を含め、成功に向けて応援したい、と述べると、スタンドから大きな拍手が寄せられました。

 

【写真右:森喜朗日本ラグビー協会長(元首相)より西岡会長にペナント贈呈】

 スタンドで観戦すると、私の前に指揮者の小沢征爾氏さんがすわりました。成城学園中でラグビーをしていた小沢さん。「先日水戸の芸術館で指揮されずに残念でしたね」と話すと、芸術館を作った佐川一信市長には大変お世話になりました、と答えられました。

 試合終了前に、私たちはスタンドを降り、前の広場で、ニュージーランド地震のための募金活動を始めました。親しいケネディー大使の脇に立ち、「ニュージーランドの大使です。ニュージーランド地震のための募金にご協力下さい!」と私が呼びかけると多くの観客が次々と募金をしてくれました。私は、これまでに、ハイチ地震や、スマトラ津波の募金活動を行いましたが、数時間でこれだけ募金が集まったことはありません。千円札が圧倒的に多く、万札を入れて下さった方々もおりました。

  

 

【写真左:中央がケネディ大使。右は宮本岳志代議士(共産党)/右:カーワン全日本監督(右)と松下新平参議院議員(自民党)】

 ラグビーファンにとって、ニュージーランドがあこがれの国であることに加え、愛されている国なのだという実感を持ちました。

 そして、心の温かい日本人が多いということに感動しました。

 試合は、サントリーサンゴリアスが三洋電機ワイルドナイツを37対20で破り、9季ぶり4度目の日本一となりました。両チームの素晴らしいプレイにも敬意を表します。   

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