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インド独立の父ガンジーの孫鳩山総理を表敬2010年05月11日
国際IC(MRA)協会会長で元上院議員のラジモハン・ガンジー氏が、10日鳩山由紀夫総理を表敬しました。国際IC(MRA)日本協会の矢野弘典会長(前日本経団連専務理事)と藤田幸久参議院議員が同席しました。旧知の友人同士の和やかな会話となりました。
以下がその主な内容です。
(左から2番目がラジモハン・ガンジー氏) (左端が矢野弘典会長)
ガンジー:
長年の友人が総理に就任されたことを心からお祝いします。1月の鳩山総理の所信表明演説で、「マハトマ・ガンジーの7つの罪」を取り上げて下さったことが、インドでも大きく報道されました。心からお礼を申し上げます。
友人として、以下のメッセージをお伝えしたいと思います。
1 世論調査やメディアによる評価よりも、良心に従い、歴史と平和の視点から行動して頂きたい。
2 鳩山総理によるアジア共同体の提言は、アジアに多くの希望を与えてくれた。先週欧州を訪問し、アメリカでも時々生活しているが、欧米では政治も、経済も文化もあらゆる分野で自身を喪失している。アジアの時代が到来したと感じた。こうした時に、独自の、明快なアジアの声を発して頂いたことが重要である。
3 世界の経済危機の根本原因、つまり、道義的な根本問題に対応して頂きたい。
中東では、イランや、トルコなどに対する日本のリーダーシップに対しても期待が寄せられています。こうした地域の市民の声が鳩山総理を支援すると思われます。
鳩山総理:
7つの罪の考え方は、極めて大切と認識しています。また、インドの精神性を尊重する行き様に学んでおります。お話しを伺い、道徳性の価値の再発見をいたしました。この有用性を経済発展や経済の価値に生かし、国民の幸せに生かしていきたいと思います。世論やメディアに流されずに、良心に従うという考え方は、決して間違っていないと思います。政権が国民に理解されにくい現状がありますが、歴史の必然性と良心を訴え続ける努力が必要と思っております。
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