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イスラエル大使、パレスチナ大使との交流2009年01月20日
19日、鳩山由紀夫幹事長などと党本部でニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使の訪問を受けました。パレスチナ自治区のガザ地区の情勢について意見交換を行いました。
18日の民主党定期大会に大使が出席して下さいましたが、その後イスラエル軍によるガザ地区での一方的停戦が決定され、ハマス側も停戦で応じるなど、大きな展開が起きた翌朝のタイミングの良い会談となりました。
鳩山幹事長は、パレスチナ自治区で多くの一般市民の死傷者が出たことについて極めて残念であると述べると共に、昨日の停戦を歓迎しました。
これに対し、イスラエル大使は、停戦後の重要課題を2点指摘しました。1点目は、ガザ地区の住民への人道支援、2点目は、国際社会によるテロとの戦いを挙げました。イスラエル大使は、イランやシリアなどからガザへの武器の密輸をやめさせることが重要であると強調しました。
さらにイスラエル大使は、将来、和平が訪れた暁には、ガザ地区とヨルダン川西岸との回路(パッセージ)の建設に日本も協力して欲しいと述べました。
私は、米国でオバマ政権が誕生し、対中東政策も変革(チェンジ)する可能性を挙げ、イスラエルもブッシュ政権的手法からオバマ政権的手法に「チェンジ」して欲しいと促しました。
1月7日に岡田副代表を訪問したパレスチナのワリード・アリ・シアム駐日大使が20日の民主党外交防衛部会で講演する他、22日の外交防衛部会でニシム・ベンシトリット駐日イスラエル大使が講演することになっています。
民主党は双方の当事者との対話を続け、和平への環境作りに貢献したいと思います。
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