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日本医師会原中会長、長妻大臣に就任挨拶2010年04月10日
日本医師会の会長に就任した原中勝征会長、3人の副会長、茨城県医師会の鈴木邦彦理事などの常任理事が、4月6日厚生労働省の長妻昭大臣、長浜博行副大臣、山井和則政務官に就任の挨拶に訪れました。
原中会長は、「私たちは医師会の利益というよりも、国民医療のために、そして国民皆保険を維持するための、よい医療やよい制度を作るために、厚生労働省とも協力してやっていきたい。そのためにも、厚労省は財務省などに対して、良い意味での強い厚労省になって欲しい」と述べました。これに対し長妻厚生労働大臣は、原中会長などの就任を祝うとともに、「国民に対して医療をわかりやすく伝える広報活動を更に充実させねばならない。そうした分野で一緒にやっていきたい」と述べました。
原中会長は、日本医師会にはニチイ総研というシンクタンクもあり、医療政策に対する提言も行っていきたいと述べ、和やかな懇談を終えました。
これに先立つ5日には原中会長他の役員は総理官邸に鳩山総理に就任の挨拶に訪れました。鳩山総理は会談後記者団に「医療というものは患者さんの側に立った医療というものが望まれていると、原中会長は常日頃申されていました。お医者さんとか、看護師さん、色々とご苦労も多いと思います。しかしながら、やはり医療というのは、一番は患者さんの立場に立って議論して、そして医療政策を決めていくと。わたくしども民主党、あるいは連立政権もまさにその立場から仕事をやるべきと、そのように思っています。ですから、自民党には遠いとか、、民主党に近いとか、そういう理屈に結びつけるべきではないと思います」と語りました。
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