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国際IC日本協会会長に選出2022年03月26日

 国際的な道徳平和活動、国際IC(Initiatives of Change:旧名国際MRA)の日本支部に当たる
公益社団法人国際IC日本協会の総会・理事会において、私は会長に選出されました。
第2次大戦後のドイツとフランスとの和解、日本の国際社会復帰とアジア諸国との和解などに
貢献したNGOです。
 この法人は1975年に国際MRA日本協会として設立され、以来、土光敏夫経団連会長、高瀬正二東芝専務取締役、住友義輝住友電工顧問、相馬雪香難民を助ける会会長、橋本徹みずほ銀行頭取、矢野弘典元日本経団連専務理事がこれまで会長を務められました。これらの皆様に比べれば、全く力不足の私ですが、昨今の内外の大きな問題に対応するためにお役に立ちたいとの思いでお受けさせて頂きました。

 会長を含む役員は全員ボランティアです。
 世界中で家庭、教育、企業、政治における倫理・道徳が劣化し、格差や分断が拡大して、危険な状況にあります。またロシアによるウクライナ侵攻は、第二次大戦前の1938年に「軍備よりも道徳と精神の再武装を」との理念でMRA(Moral Re-Armament)が創設された時の状況と極めて類似しています。同じように、今やウクライナとロシア国民間の和解の会議を開催しようとしています。国際的なネットワークを生かして、こうした特徴的な役割を果たしていきたいと思います。
 近年国際IC日本協会を率いて頂きました矢野弘典前会長(私の右)、橋本徹元会長(その右)に心から感謝いたします。