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「コロナを癒し、地域を再生する農工両全」2021年01月01日

 

皆さん、新年おめでとうございます。本年が皆様にとりまして平安でお幸せな一年であることをお祈りいたします。
 私は、12月30日に鹿島神宮にて、選挙必勝祈願をさせて頂きました。コロナウイルスの関係で三が日を避けて済ませたものです。
 鹿島神宮は、皇紀元年(紀元前660年)の創建で、御祭神は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)という「戦いの神」です。天照大御神(あまてらすおおかみ)の命を受け、香取神宮の大神と共に出雲の国に向かい、国譲りを成就し、日本の建国に挺身したと言われています。特に東国における功績は大きく、関東開拓の礎を担ったと言われる東国最大最古の神社です。
 昨年夏鹿島則良宮司様が、大助人形(おおすけにんぎょう)を紹介して下さいました。(二枚目の写真)。武甕槌大神の東北平定を助けた兵士として常陸太田市金砂地区に伝わる大助人形が、コロナウイルスの鎮静を祈念して鹿島神宮に送られたのです。私の事務所は鹿島神宮と同じ町内にあり、鹿島神宮のホットスポットとお知恵を頂きながら世直しと世界の平和に貢献していきたいと思います。


 今第一に必要なことは世界各国とも連携し、コロナウイルスを癒し、平定することです。昨年私は、不足する医療用ガウンを地域の医師会に調達したり、寺島実郎会長の日本総合研究所が中川俊男会長の日本医師会、日本歯科医師会などと連携している医療資機材(マスク、防護服、検査機器)・医薬品などの国産化と緊急備蓄の増大のための「医療・防災」産業創生プロジェクトの支援を始めました。(三枚目の写真)。先進国の中で最低レベルとされる医師・看護師不足と医療・福祉支援政策の改善が喫緊です。


 第二に、コロナウイルスが浮き彫りにした日本社会の根本問題である、「貧困と格差、および地方の疲弊」を解消して人間らしい社会を取り戻すことです。かつて、岩上二郎茨城県知事は「農工両全」と「貧困からの脱却」という理念で、鹿行地域(神栖市、鹿嶋市、鉾田市、潮来市、行方市)の開発を進めました。住友金属鹿島製鉄所を始めとする石油コンビナートや東京の食を支える農業生産地域を実現しました。しかし、現在は「医師の数や高速道路整備が全国で最低レベルの地域」となりました。
 コロナを機に、新しい「農工両全」が必要です。最近、岩上知事が唱えた「農」とは、「農民だけでなく、貧しい人々全体である」。また「工」とは、「産業だけではなく、商店街なども含む生業(なりわい)全体である」とうかがいました。
 県央地域(小美玉市、笠間市の旧友部・岩間地区、茨城町、大洗町、水戸市の旧内原地区)も、もうかる農業への転換、茨城空港の有効利用、涸沼や大洗の環境・観光資源の活用、笠間市の観光・インフラ支援などによる新しい「農工両全」のチャンスです。
 本年は総選挙の年です。夏以降との報道が独り歩きしていますが、夏以降になれば菅首相おろしの流れが増大するため、私は今春の可能性も低くないと思っています。
 安倍前首相による国会でのウソ答弁や河井法務大臣や吉川農水大臣による買収や収賄などにみられるウソと金まみれの政治では、現在の未曽有の危機に対応することはできません。
 国民の命と生活を守る政治を取り戻し、鹿行地域や県央地域を再生し、平和を担う役割を日本が果たすために、衆議院議員としてお役に立たせて頂きたいと思います。
 保守王国の岩盤との闘いは想像を絶する厳しいものです。鹿嶋市の事務所に加え、12月には笠間市の友部に支援者の協力によって県央連絡事務所を開設できました。私は、朝の街頭活動、自分で街宣車を運転しての訪問活動、自ら大工仕事でポスターを立てる活動を進めています。
 総選挙での皆様の絶大のご支援をお願いいたします。
 改めて、皆様の本年の平安とご多幸をお祈りいたします。