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第58回藤田幸久政経フォーラム講演会(講師:小林 節氏)を開催しました2016年04月05日
●「さくらの木」の応援団長ではあっても自ら立候補はしない。 ●05日の「第58回藤田幸久政経フォーラム講演会」で小林 節氏(慶應義塾大学名誉教授、弁護士)に「安倍暴走を止めるために」というテーマで講演して頂きました。主な、ポイントは、以下の通りです。後ほど詳しく報告させて頂きます。1. アベ独裁政権 (1)「日本を取り戻す」と言いながら「売り渡している」のではないか? (2)立憲主義を弁えていない ①9条無視 ②議会制民主主義の否定:「王政」のつもり? ③緊急事態条項は憲法否定・独裁条項である (3)戦争法が招く危険:テロと戦費破産 (4)「平和大国」の喪失:平和のための仲裁者になれるのに (5)「中国と北朝鮮の脅威」の嘘 (6)メディアの威嚇と懐柔 (8)アベノミクスの失敗は明白
2.アベ政権を倒す方法 (1)現行選挙制度の下で選挙で勝つしかない (2)足並みが揃わぬ野党と民意の力 (3)論争から逃げるアベ政治
そして、最近話題になっている、参議院議員選挙の野党各党による全国比例区統一名簿方式による「さくらの木」構想について触れました。これは、イタリアの「オリーブの木」という方式で野党がまとまって政権を獲得した方法をヒントにしたものです。各候補者がそれぞれの政党に属したまま、全国比例区統一名簿方式によって立候補することにより、野党全体の総得票数による議席が獲得できる方法です。かつての社民連と新自由クラブが採用した方法です。 しかし、小林先生は、自分は応援団長ではあっても自ら立候補はしない。中核となる民進党が本気にならないとこれは実現しない、と述べました。
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