ブログ
「米国元日本軍捕虜との交流会」を開催2014年10月14日
国際IC推進議員連盟(会長 河村建夫、幹事長 藤田幸久)主催で、「米国元日本軍捕虜との交流会」を開催しました。
第2次大戦中に日本軍によって捕えられたアメリカ人元捕虜(POW)7人が日本政府の招聘で来日しています。この方々はフィリピンやグアム島、ウェーク島などで捕虜となり、日本や上海などに送られました。私は2001年日本政府が拒否していた米国の元捕虜の方々の日本招聘を働きかけ、2010年にやっとそれが実現し、今回は5回目です。
フィリピンなどで多くの捕虜の方々が飢えや病の果てに死亡しました。幸運にも生きて祖国に帰ることができた人々も、心身に深い傷が刻まれました。7人の平均年齢は94歳ですが、それでも訪日を決意したのは、その体験を多くの日本人に伝え、和解の可能性を探りたいとの願いからです。
2010年に外務大臣としてPOWの皆さんに謝罪した岡田克也議員からも歓迎のメッセージを頂き、河村会長からは、来年の戦後70周年に米国の元捕虜でまだ来日していない方々をまとめて招聘できないかを政府に働きかけることを検討する提案がなされました。7人の皆さんからは、和解と友情、そして、未来に向けての感動的なお話しを頂きました。
午後はPOW研究会など、元捕虜を支援する市民の皆さん主催の「アメリカ元捕虜と家族との市民交流会」に出席しました。皆さんは16日から、かつて労働させられた、四日市、大阪、川崎、大森などを訪問します。
- アーカイブ
-