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公益社団法人国際IC日本協会

　IC(Initiatives of Changeは、1938年に米国人牧師フランク・ブックマン博士が英国で設立したMoral Re-Armament(MRA)が前進です。MRAとは第二次大戦を前に各国が軍拡競争を行っていた時に「真の平和にはMilitary Re-Armamentではなく、Moral and Spiritual Re-Armamentが必要である」との理念です。大戦直後からドイツとフランス、イスラエルとパレスチナ、カンボジア各派などの対話・和解活動を行ってきました。

　IC/MRAは戦後日本の国際社会復帰、アジア太平洋諸国やアメリカとの和解、健全な労使関係の構築、貿易摩擦の対応に貢献しました。2001年にMRAからICに名称を変更し、現在は国連と欧州評議会が認定するNGO（非政府組織）です。

　公益社団法人国際IC日本協会は、1975年にその日本支部として国際MRA日本協会として発足（初代会長：土光敏夫）しました。藤田幸久は2022年3月に会長に就任しました。

国際IC日本協会

難民を助ける会

１９７９年、インドシナ難民の流出が続く中で、「難民を受け入れない心の冷たい日本」という非難に対して、故・相馬雪香会長（尾崎行雄の三女）が「今こそ日本人が古来受け継いできた善意を示すとき」と難民の救援・支援活動を呼びかけ、我が国初の難民支援ＮＧＯ（非政府組織）として創立されました。藤田幸久は相馬会長と共に創立に加わり、主に海外プロジェクトの立ち上げを担当しました。１９８０年のカンボジア・プロジェクトや１９８４年のアフリカ・プロジェクト（森進一さんのじゃがいもの会との共同プロジェクト）などです。