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硫黄島の日米合同慰霊祭に出席2014年03月19日

硫黄島の日米合同慰霊祭に出席しました。中央の写真は、沖縄戦の元兵士で米国硫黄島協会名誉会長のスノードンさん、93歳です。8名の元兵士が出席しました。右の写真はエイモス米国海兵隊総司令官です。総司令官(大将)の出席はいかに米軍がこの式典を尊重しているかが分かりました。

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硫黄島の遺骨収集の現場を視察しました。2010年に菅直人首相が現地を訪問し、阿久津幸彦首相補佐官が政府の特命チームを立ち上げ、米国立公文書館での資料を元に、集団埋葬地を特定しました。翌年遺骨収集予算を6億円から20億円に増やして遺骨収集活動を増強しました。地下現場は暑く、根気のいる仕事で、従事している皆さんに心から感謝で一杯になりました。

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地下から出てきた兵士達の遺品

 

天山での硫黄島戦没者追悼式には、茨城県から阿部さんが一人参加されました(写真1枚目)。擂鉢山には岸元首相と小泉元首相による慰霊碑があります(写真2枚目)。戦争の生々しさを表す米軍のシャーマン戦車(写真3枚目)。硫黄島の戦没者役2万2千名のうち、収容されたご遺骨は10492柱。11433柱が未収容です。収集を加速化すると共に、戦争を起こさないことが最も重要だと改めて感じました。訪問を支援してくれた防衛相、外務省、厚労省に感謝します。

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