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2月14日藤田幸久政経フォーラム2014年02月18日
2月14日大雪の降る中、第44回藤田幸久政経フォーラムが開催されました。私の長年の友人で、日本と欧州を行き来しながら日本の「権力構造」を解剖してきたオランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレンさんに講演してもらいました。彼は近年、竹中平蔵氏を中心とする新自由主義、小沢一郎裁判をめぐる検察審査会のあり方、記者クラブ制度、などに警笛を鳴らしてきた論客です。
テーマは「政治・経済における、明白な、怪しき、隠れたモンスター:原子力エネルギー危機、国家機密、TPPの正体」で、いつもの通り私が通訳しました。概要は以下の通りです。
「政治モンスターを分類すると、
1 知られているモンスター:原発など、そのリスクが既に国民に知られている。 2 疑わしきモンスター:姿は明らかではないが、不安を与えるモンスター。新しい国家安全保障会議法や安倍首相の対中外交など。
3 偽のモンスター:実際には存在しないが、政治目的で人に恐れを与える。最近の中国や北朝鮮の脅威と言われるようなもの。
4 隠れたモンスター:一見良さそうに見えるが、破壊的な結果をもたらすTPPなどで、最も危険である。
他にも、マスコミや新自由主義などもモンスターである。TPPは一部の企業を除き、アメリカ国民に受け入れられる可能性は無い。特定の外国企業が、他の参加国の法律以上のレベルまでの力をもつことが出来ることが危険である。」
日本医師会の原中勝征前会長がコメントして下さいました。
詳細は、以下からご覧ください。
https://y-fujita.com/activity/video/9461/
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