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細川候補と宇都宮候補の連携2014年02月05日

東京都知事選挙まであと4日となりました。私には投票権がありませんが、民主党東京都連が「組織的勝手連」として応援している細川護熙候補に期待しています。金曜日と日曜日に衆議院時代の東京都北区議会議員の会合に招かれて出席しましたが、細川候補と宇都宮候補が一本化できなかったのが残念だという声が多く聞かれました。
私が今一番危機感を強めているのは、もし、舛添候補が勝てば、安倍総理の進める様々な政策や政治手法が、国民から信任を受けたかのように宣伝されて、ますます暴走を加速させてしまうことです。
特に危険と思われるのは、今回の都知事選におけるマスコミなどの統制です。以下の話を聞きます。
1 2日の日曜日の細川候補の銀座の街頭演説には多くて2万人ほどの聴衆が集まっていたが、そうした数字が報道されない。テレビカメラや写真は、聴衆側が見える角度の映像を流さず、候補者だけをアップ...するので、他候補よりも圧倒的に多い聴衆がいたことを知らせないようにしている。
2 舛添候補がターミナル駅以外などで演説しても聴衆がまばらなことが多いが、それらは報道されない。
3 「原発を最大の争点にしない」という報道ぶりや、世論調査(操作?)が見え見えである。全体的に都知事選に関するテレビ報道が少なすぎる。
4 「非与党系の候補に対しては、運動員の交通違反なども厳しく取り締まるよう指示がでている」などの情報が流れ、運動員がビビって運動している。
 他方、細川候補と宇都宮候補の一本化を求める弁護士、作家、ジャーナリストなど19人は3日、日本プレスセンターで記者会見を開きました。その中で、ピースボート共同代表の吉岡達也さんが以下の歴史的教訓について指摘しました。「韓国では全斗煥独裁政権の後、金泳三、金大中の両民主化勢力が分裂し、ノテウ氏が大統領に就任した。アメリカではブッシュ、ゴア両氏が立った時に、著名な社会運動家ラルフ・ネーダーが立候補して票が流れたためにブッシュが当選し、イラク戦争を始めた」     
いわゆる一本化に反対する人の中には、小泉元総理が応援しているから、という方がいるようです。しかし、私は、小泉元総理自身が、「自分の原発政策は間違っていた。過ちを改むるに憚ることなかれ」と言っていることを重く受けとめています。原発政策の誤りを認めるということは、いわゆる小泉・竹中路線の新自由主義や競争・格差拡大政策の過ちを認めることにもつながるわけで、今後の日本の政治に重要であるととらえています。
その意味でも、今回の選挙は東京だけの選挙ではなく、今の安倍政治を大きその変える選挙になります。その意味で、宇都宮候補との連携を含めた細川知事実現に期待しています。

 

福島県南相馬市の桜井市長による応援演説が感動的ですので、別便でお送りします

https://y-fujita.com/blog/katsudo/9329/