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潮来市議会で、海外での犯罪被害者に見舞金を支給する制度が可決2013年12月22日

 潮来市議会は20日、海外で発生した犯罪の被害者に見舞金を支給する条例案を全会一致で可決ました。2月にグアムで潮来在住の横田仁志さんが無差別殺傷事件で殺害されたことがきっかけとなりました。海外での犯罪被害者に見舞金を支給する制度は全国で初めてです。被害者や遺族が市内在住で、海外で発生した犯罪に巻き込まれ、死亡した場合は30万円、入院30日以上の傷害を負った場合は20万円の見舞金が支給されます。
 国の犯罪被害者への給付金制度は海外で起きた事件が対象外であるため、春の通常国会で、民主党やみんなの党など全ての野党は参議院に海外での犯罪被害者に対する支援制度の制定を求める議員立法を提出し、先の臨時国会でも再提出しました。
6月には、私と小野次郎議員が主催して、横田さんを支援する会の皆さんや、他の海外に於ける犯罪被害者家族の方々をお迎えして、国会内でヒアリングを行いました。来年の通常国会で取り上げて参ります。