ブログ

定例記者会見概要(10月27日)2011年11月02日

 

 

【質疑応答】

問)  日銀が今日の政策決定会合で追加緩和を決定しました。為替水準はそれにもかかわらず上昇したのですけれども、こういう為替の水準と対応策のあり方について副大臣のご認識を伺えますか。
答)  為替の水準に関しましては、やはり先日来、特に先週の金曜日から投機的な動きというようなことも想像されるような動きがございましたので、安住大臣の方から事務当局に対しても適切な準備をするようにというような指示が出ていたと認識をしております。いずれにいたしましても昨日10時間以上ですか、ヨーロッパの方で色々な形でヨーロッパの方の自助努力がなされた形で努力が続いているということについては評価をしたいと思っております。今日は日本銀行の方で5兆円の追加緩和ということを決定されたようでございまして、8月の10兆円に続いての5兆円の増額ということでございますので、金融緩和を一段と強化するというふうに判断をされたということは適切な決断ではなかったかと思っております。ですから対応とすれば、日本銀行と連携をしながら政府としても必要な対応を行っていくということだろうと思っております。
問)  週末に例の公務委員宿舎の問題で現地視察を予定されているようですけれども、場所を選ばれた理由と、改めて今後の検討会の日程の見通しなど教えていただけますか。
答)  30日の日曜日には福島を訪問いたしまして、1つは自衛隊の宿舎で、かつ福島の被災者の皆さんをお預かりしている場所だと理解をしております。もう1カ所はやはり現場で働いておられる公務員の方々が住んでいる中でかなり老朽化した場所であると伺っております。31日は半日でございますが、都内ですけれども、1つは幹部宿舎、それからかなり都心に近い宿舎、それから被災者をお預かりしている東雲等々、全部が全部回るわけにいきませんけれども、都内で今まで色々な類型化された象徴的なところを回れる範囲で回ろうと思っています。とりあえず30日と31日そういう形で回りますが、その後もさらに視察あるいはヒアリング等を行える範囲で行いたいと思っております。見通しにつきましては明日の午前中、第3回目を開催し、そして30日が福島、31日午後が都内ですけれども、その後も最低週に1回ぐらいは開催をしながら、出来るだけ今色々資料も整理しておりますけれども、11月末までには報告が出来るようにピッチを上げたいと思っております。
----