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怨念の政治を超える野田丸、発進!2011年08月30日

 民主党代表に野田佳彦財務大臣が就任しました。

 

 私は、2回とも海江田万里経済産業大臣に投票しましたが、結果的に、党内をまとめて、野党とも丁寧に信頼関係を模索しながら国難に当たれる、良い態勢が築かれると期待しています。

 

 私が海江田さんを指示した理由は、エコノミストであり、復興を活かした景気回復とデフレ脱却に最も適していると考えたからです。

 

 しかし、野田候補の2回の演説は、4人の他候補を圧倒しており、当選への大きな決め手となったと思います。

 

 特に、代表に選出された後の挨拶の、「ノーサイドにしましょう!怨念の政治をやめましょう!一人ひとりのかけがえのない人材を大切にしましょう!」が圧巻でした。

 

 私が野田さんのことを初めて聞いたのは、国会に来る以前、日米欧の経済人によるMRAのコー円卓会議のメンバーであった松下電器山下俊彦相談役からです。当時松下政経塾での講演を私に依頼した山下さんが、政経塾の卒業生の一人として「公職選挙法を守り、絶対に電柱にポスターを貼らない運動を行っている議員がいる」と野田さんのことを紹介してくれました。

 

 この1年間財政金融委員長として野田財務大臣と仕事をしてきましたが、人間として極めて信頼できる人です。また、「ミスター増税」と言われるイメージとは異なり極めて柔軟な人です。財務大臣から総理大臣になることによって、より大局的に高所から判断し決断できる面もある人であると思います。

 

 真の党内融和を実現し、復興や内外の国難に立ち向かってほしいと思います。

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