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オックスフォード大の多彩な教授陣2025年03月09日

オックスフォード大学で、多彩な教授陣とお会いしています。 

Petra Schleiter教授(写真1左)は政治国際関係学部の前学長。比較政治学が専門。民主的レジリエンス・センター設立を準備中。民主主義制度の改革、選挙への参加、多様性の中での民主主義社会の結束力を研究しています。

Edward Brooks博士(写真1右)はグローバル・リーダーシップ・プログラム所長。

リーダーシップ、徳の倫理学と人格形成。希望と多国間主義、民主的市民の美徳としてのレジリエンス、公職者のリーダーシップのあり方、リーダーシップ開発におけるAIの役割を研究しています。
Giovanni Capoccia教授(写真2)は比較政治学が専門。反民主的、反自由的勢力に対する民主的な自衛、政治制度、民主化移行期の正義、先進民主主義国(特にヨーロッパ)の政治研究への歴史的アプローチを研究しています。
Zato Dr Al-Akiti’博士(写真3右)はOxford Centre for Islamic Studiesの所属。イスラム神学、哲学、科学が専門。「キリスト教とイスラム教の政治思想に関する新たな対話」というプロジェクトに取り組んでいます。

これらをうかがうだけで、現在の世界の根本問題に取り組んでいる姿が見受けられます。トランプ政権対欧州という世界的対立の最前線でもある欧州ですが、今こうした基本的な視点に触れられることが幸運であると改めて感じています。